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ジャンプ伊藤有希が明かす「高梨沙羅との10年ライバル関係」

女性自身

(写真:アフロ)

開幕直前の平昌五輪。今大会でも、要注目のヒロイン候補がたくさんいる。彼女たちが世界でトップをうかがう選手になるまでには、お互いを高め合う相手が欠かせなかった。その関係性はさまざまだが、本番では、アスリートのライバル物語が新たに生まれることだろう――。

「小学生のころ、初めて見た沙羅ちゃん……いえ、高梨選手の印象は、鮮明に覚えています。私も含めて女子のジャンプの飛び出しって、男子に比べて『もさ~っ』というか、動きが遅いんですが、彼女は男子のように『バンッ』と一発で飛び出すことができていたのが、印象的でした」

その驚きを昨日のことのように、目を見開いて振り返るのは、平昌五輪スキージャンプ女子日本代表・伊藤有希(23・土屋ホーム所属)。技術の要といわれるテレマーク(両足を前後させて着地する姿勢)は“世界一美しい”と称され、伊藤はいまや世界の強豪からも注目される存在なのだ。

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しかし現在までの実績において、伊藤の上に位置しているのが、言わずと知れた女子日本代表・高梨沙羅(21)。’16-’17年のワールドカップ総合1位、通算勝利数はなんと「53」と世界1位。日本で1、2位を争い、ともに2度目の五輪となる平昌の大舞台に向かう彼女たちは、幼少期から10年にわたってしのぎを削るライバルとしての日々を過ごしてきた。

伊藤の出身は、北海道上川郡にある人口約3400人の下川町。年に数回はマイナス30度になるという極寒の地だ。祖父・恒さん(故人)は、町の子どもたちのジャンプ競技活動のために尽力し、葛西紀明(45)らの才能を幼少期に見いだしたことで“下川ジャンプの父”ともいわれている存在だ。

恵まれた環境で伊藤が頭角を現したのが、中1で出たシニアの国際大会・コンチネンタルカップだった。初出場でなんと4位、翌’08年には銅メダルで表彰台と、“スーパー中学生”と騒がれたのである。

しかし冒頭のように、すぐ2つ下には高梨がいて、’11年、コンチネンタルカップ2度目の挑戦で優勝。その後に女子ジャンプの五輪正式採用も決定し、高校生になった伊藤が伸び悩むのを横目に、高梨が“天才女子ジャンパー”の名をほしいままにしていく。

伊藤が当時の胸中を明かす。

「う~ん……自分ではあまり、若いコがいきなりバーンと出てくることは気にしないようにしていました。『年下に抜かされる』ということも意識しないように……」(伊藤・以下同)

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