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竜星涼「僕からの10年分の恩返しです!」 『竜星涼ファンイベント2020 ~10th Anniversary~』振替公演&生配信決定

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竜星涼「僕からの10年分の恩返しです!」 『竜星涼ファンイベント2020 ~10th Anniversary~』振替公演&生配信決定


2020年3月に予定されていた竜星涼の役者生活10周年を記念したファンイベントが延期となってから6ヶ月、万難を排して9月26日(土)に品川グランドホールにて、振替公演が実施されることとなった。席数の制限および直接会場に来られない方にも楽しんでもらえるよう、当日は生配信もアリ。普段はなかなか見られない素顔の竜星涼に触れられる貴重なこの機会、気になる方はぜひご参加を!

ーー振替公演、いよいよその日が近づいてきました。

やっぱり「ファンイベント」は応援してくださっているみなさんのためのイベント、僕にとってとても大切な場所を設けさせてもらっているんだと考えているので……新型コロナ感染の危険もある時期に不安な思いを持った中で開催させていただくのは僕にとっても本望ではない。なのであのタイミングでは延期という判断がベストでした。延期となって6ヶ月が経ちましたが、10周年をみなさんとなにか前向きな時間が過ごせたらという気持ちも強く、いろんなことを考慮した上で今回こうして開催を決めました。席数が半分とか、内容も当初考えていたモノとは少し違うカタチにはなりますけど、来てくださる方には少しでも僕から直接恩返しをできたらいいなぁと思っています。基本的にはみなさんといろんなキャッチボールができたら一番、ですね。この10年をふり返ってみたり、できるかぎりみなさんからの質問にも答えていきたいですし……とにかく楽しく過ごしたいです(笑)。また、今回は配信も可能になりました。せっかく楽しみにしてくださっていたのに時期がズレてしまい移動やスケジュールの都合で参加できなくなってしまった方もいらっしゃるということもありますし……。会えなくなってしまったのは本当に僕も残念な気持ちでいっぱいなので、こういう状況下でもできることを、という形のひとつですね。​


竜星涼 撮影:中野敬久



ーーこのイベントのみならず、コロナ禍ではお仕事にも様々な影響が出ていたことと思います。

僕自身はいろんな撮影が終わったところのタイミングで新型コロナ感染が広がり始め、緊急事態宣言を迎えた頃にちょうどPARCO劇場オープニング・シリーズの舞台『大地』の準備を……というところでした。その時は『大地』の前に  PARCO劇場で上演されていた『ピサロ』が残念ながら10公演くらいで幕を降ろすことになってしまったので、正直な話「これは無くなってしまうのかなぁ」と覚悟もしていたのですが……。

ーー7月〜8月の公演。時勢に合わせた演出を施し、「Social Distancing Version」と銘打っての上演が実現しましたね。

PARCO劇場さんと演出の三谷幸喜さんが「どうにか開幕を」という思いで、なんとか演劇の灯火を消さないようにと動き続けて……コロナ禍の第一陣、じゃないですけど、あの時期に僕らがそういう役目を担ってやっていくんだという強い意志と決意みたいなモノが現場にすっごくあって、僕なんかはもうその思いに助けられたというか……。ありがたいことに本当にたくさんの方々のご協力のもとで東京と大阪の全60公演を走り抜くことができ、それはある意味金字塔となれたのではないかと思っています。とにかく最後まで無事に完走できた。その座組の中にいられたことで僕は自分自身も勇気をもらえたし、結果にもすごく誇りを感じています。三谷さんがずっとおっしゃっていたのは、「お客さんさえいてくれれば、そして、脚本があって役者がいれば演劇は続けられるんだ」ってことでした。なのでこのイベントも来てくださる方が一人でもいてくれるのだったら、僕はその人に向かって発信していきたい、一緒に楽しくディスカッションできればなって思うんです。映画の舞台挨拶なんかもそうですが、お客さんに向けて直に僕ら役者がなにかを伝えられる場っていうのは、実は僕らが一番勇気をもらえるし、それが新たな力にもなるので。

ーーイベントのテーマでもある「役者生活10周年」。振り返るとどんな思いが?

あっという間でしたね(笑)。最初に事務所で写真を撮られ、「ゆでたまごのようだね」と言われた10代の頃が懐かしいです。​


竜星涼 撮影:中野敬久



ーースカウト直後のことですか!?

(笑)。最近はデビューしたてのホヤホヤのルーキーって言われなくなったことが若干切なくもあり(笑)、自分より年下の後輩たちが現場に増えたことにも少し違和感を感じ──まだまだ学生役も出来ると思っていますけど(笑)、気づけばもう30歳手前。でも、歳をとればとるほどその分役の幅も広がるし、今までやれなかったような役もきっとやれるようになるし。そういう先々の楽しみみたいなモノが、このお仕事にはたくさんあります。最近、よく思うんです。自分にとってこのコロナ禍の影響はすごく大きいなぁって。デビューからの10年間の自分はずっと歩みを止めることなく前に進むしかなかったし……むしろ割とポジティブ思考なので「とりあえず前進するのみ!」って走り続けて来られた。で、思いがけずですが、この自粛期間で自分の足を止める時間ができて、それによって自分自身と向き合えるいい時間を作れた。そこで「あ、僕は役者という職業をずっとやっていくんだな」って。​

ーー確信を得た?

なんでしょう……今までもずっと「向いてるのかなぁ、向いてないのかなぁ」って思いながら続けてきたんですけど、そういう根本的な「向いてる・向いてない」じゃなくて、なんかもう全部ひっくるめて「だけど、向いてるんだな」みたいな(笑)。自分はこれをやるしかないんだという確証みたいなモノを強く感じたんです。この数ヶ月はそういう気持ちになれたいい機会でした。

ーーこれまでも映像や舞台にと幅広い作品で本当に多彩な役柄を演じてこられた印象があり、チャレンジする力の強い役者さんだなぁと魅力に感じていました。

自分はいろんなことに挑戦して、観てくれている方たちが僕についていろいろと感じ、いろんな風に思ってもらえたらっていうのが一番嬉しいです。自分は役者はあくまでアーティスト……作品を創る上での素材、創って提供する存在でいい、一種の裏方でいいのかなって思っているんです。それで時々舞台挨拶や宣伝なんかでみなさんの前に出させてもらったり、ファンミーティングで素の自分として一緒に楽しい時間を過ごせたら良いなと思っています。​


竜星涼 撮影:中野敬久



ーー活動スタイルへのこだわりはありますか?

映画はやはり映像芸術として特別な思いがあるし、テレビっ子なのでドラマも大好きですし……でも演劇に関しては自分がこの世界に入らなかったら触れていなかったジャンルだと思うので、僕の中ではそこに足を踏み入れることは本当に、すごく勉強になるんです。舞台は多分、自分にとって常にターニングポイントにはなっていたと思います。学びの場というか、いいモノを創ろうと集まっている舞台の世界のプレイヤーたちはホントになんかもう……すごい方がいっぱいいますから、そこでいろんなことを見て、学んで、感じて。しかもお客さんにも生でそういう自分を感じてもらえるというもう「すべて」が詰まってる場所。自分にとっては舞台で経験したいろんなものをしっかりインプットして、それをアウトプットする場所が別の映像の現場だったり、また次の舞台だったりって、繋がっていく感じはすごくあります。僕の中で演劇は毎回とってもいいチャレンジの場。やっぱり大きなチャレンジをしていると大きく自分も成長できるんだっていうことを如実に教えてくれるのが、舞台なんです。​

ーー豊かなサイクルの中で過ごす役者人生、素敵ですね。では改めてファンイベントに向けて、そして、役者・竜星涼を応援してくださる方々へメッセージをお願いします。

役者をやっていると自分のイベントを開催するなんてなかなかないことですが、それを10年の節目でできることになりました。この先、またいつこうしたことができるかわからないですし、ぜひこの機会に一緒の時間を過ごし、また、僕からみなさんへこの10年間のお礼を言えたら、と思います。先の見えにくい今ですけど、少しでも楽しい気持ちになれて、明日からまた頑張るかって、そんなプラスの気持ちになれる心の糧のような時間になったらいいな、と。楽しく、ダラダラと過ごしましょう(笑)。もちろん、来られなかった方の思いもちゃんと届いています。10年間最初から応援してくださっている方も、最近僕を知ってくださったという方も、みなさん本当にありがとうございます。これからもその気持ちを裏切らない活動をして参ります。来年、再来年……これからも様々な作品を通じていろんな姿をお見せできると思います。竜星涼に乞うご期待、です!​


竜星涼 撮影:中野敬久



取材・文=横澤由香

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