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大坂なおみ、全米優勝に“時代遅れ”スポンサーが「ホッとした」理由

SmartFLASH

 

「2020年は大統領選があるので、米国のセレブたちは自身の政治姿勢を、ますます明確にします。大坂選手による人種差別に抗議する意思表示も、米国では自然なこととして受け入れられるのです。

 

 でも日本企業のなかには、こうした積極的な政治的発言を “リスク” だと考える企業もあります」(スポンサー企業関係者)

 

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 実際、日本の一部ファンからも、大坂の試合棄権発言について「スポーツに政治を持ち込むな」「選手だから試合に集中してほしい」という声があがった。

 

「もちろん、大坂選手が人種差別問題に熱心に取り組んでいることは尊重しています。でも、日本にいて海外からの報道だけで人種差別問題に触れている人たちには、大坂選手が抗議のアクションを起こさざるをえない米国内での緊迫した空気感は、必ずしも伝わっていません。

 

 大坂選手の気持ちが日本国内にうまく伝わらず、『なぜ彼女は “政治活動” に、あんなに必死なのか』と思われる可能性を心配してしまうんです」(別のスポンサー企業関係者)

 

 そんななかで行われた全米オープン決勝だが、彼女が「優勝」したことで、すべてが「丸くおさまる」ことになりそうだという。

 

「企業がアスリートと契約する際に、もっとも重視するのは “勝利” なんですよ。試合以外の場で、どんな “政治的発言” で注目を集めようと、本業で活躍してくれればいいんです。その意味で、大坂選手が見事に優勝を勝ち取ってくれたことに安堵しています」

 

 なんとも時代遅れな姿勢だが、日本国内からも、大坂選手の抗議活動に対して冷淡な一部の日本企業や市民感情に、「それでいいのか」と疑問の声があがりつつある。「もう、時代は変わりつつあるんですよ」と、前出の大手広告代理店関係者は語る。

 

「これだけSNSが発達した中で、『自分の意見をしっかり言える』というアスリートに、むしろ魅力を感じている企業も増えてきています」

 

 次に大坂なおみが挑戦する大舞台は、9月20日から始まる全仏オープン。もし早々に敗退するようなことになれば、スポンサー企業たちが、またも右往左往することに――。

 

写真・AP/アフロ

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