NHK紅白歌合戦「沢田研二」がトリを嫌がった理由
NHK紅白歌合戦「沢田研二」がトリを嫌がった理由
   年末のテレビといえば『NHK紅白歌合戦』と『日本レコード大賞』(TBS)。この2つの番組が、本当に輝いていた時代があった。1963年の『紅白』は、81.4%のテレビ史上最高視聴率。まさに、観ないと年を越せ […]

 

 年末のテレビといえば『NHK紅白歌合戦』と『日本レコード大賞』(TBS)。この2つの番組が、本当に輝いていた時代があった。1963年の『紅白』は、81.4%のテレビ史上最高視聴率。まさに、観ないと年を越せなかった。

 

 1978年、『紅白』の歴史を変える出来事が起こった。史上初めて、両軍のトリをポップス歌手が務めたのだ。紅組は『プレイバックPart2』の山口百恵。そして白組は『LOVE(抱きしめたい)』を歌った沢田研二(69)だった。

 

 当時マネージャーだった森本精人氏(現在・芸能事務所メリーゴーランド代表取締役)が振り返る。

 

「皆さん大トリを名誉に感じると思うんですけど、沢田は嫌がりましてね。というのも、大トリは歌っている後ろに、途中から出場歌手全員が出てきて勢揃いして応援するでしょう。

 

 沢田は『俺はアーティストとして、自分の歌を歌い切りたい。出演者全員が並ぶ前で歌うのは、茶化されるようでどうしても嫌だ』って言うんです。

 

 結局、ほかの歌手の方は横のサブステージに並んでいただき、カメラが引いたら全員見えるような演出にしてもらいました。『紅白』で、大トリを嫌がったのは沢田だけじゃないかと思います」(森本氏)

 

 その前年には、『勝手にしやがれ』でレコード大賞を受賞していた。

 

「帝劇での『レコ大』が終わって、5分くらいのニュースの時間に、『紅白』のNHKホールに向かう。迎えのハイヤーに飛び乗って、霞が関から高速に乗って、代々木出口で出て、ホールに5分で着かせるのがマネージャーの腕でした。よくパトカーで先導とかいうけど、都市伝説ですよ(笑)」(同前)

 

(週刊FLASH 2018年1月2・9日合併号)

(更新日:2018年1月24日)

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