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DeNA 山崎康晃のセルフプロデュース力

週刊ベースボールONLINE


今季はクローザーとしてシーズンフル回転を誓う

 プロのアスリートであれば自らのフィールドで結果を出そうと努力するのは当たり前のことだ。プロ野球でも2月のキャンプインから誰もが一心不乱に練習に励む。しかし、アマチュアとは異なり、プロにはその他の仕事も求められる。サインを書いたり、イベントに出席するなどファンサービルがそれに当るのではあるが、そうした“プレー以外”への意識が高いのがDeNAの山崎康晃だ。

 入団1年目、32セーブの新人記録を塗り替え新人王。“2年目のジンクス”をはねのけて2年連続で30セーブ以上をマークすると、昨年はセーブ数以外すべての項目でキャリアハイをマークして守護神の地位を確立している。

 関心させられるのが彼のプロデュース力。自身で自分のイメージを作り上げていく力は球界でも稀有な存在だと思う。マウンドに上がる登場曲で「ヤスアキ・ジャンプ」という現象を生み出したり、SNSを活用した高い発信力でファンの心をつかんだりと、自身の価値を高めることに成功している。

 われわれメディアに対してもそうだ。「今年も週刊ベースボールの表紙をやらせてください!」と屈託のない笑顔で言えてしまうのが山崎康晃の魅力だろう。

 とはいえ、こうした行動も結果を残しているからこそ説得力があるというもの。その分、本人はプレッシャーを感じながら、責任感を持って取り組んでいる。「みなさんに見てもらえる職業なので、誇りを持ってやっています」。

 ラミレス監督は今シーズンも「9回はヤマサキに任せる」とクローザーの座を明言する。4年目を迎える「小さな大魔神」はリーグ優勝の瞬間にマウンドに立ち、胴上げ投手になることを思い描いている。
文=滝川和臣 写真=川口洋邦

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