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楽天・ペゲーロ野手 規格外の存在感/二番打者の矜持

週刊ベースボールONLINE


二番起用はケガの功名ながらピタリとハマった

 圧倒的なパワーで、新たなトレンドを生み出した。昨季、開幕から二番に座ったカルロス・ペゲーロは、首位を快走した前半戦の戦いでチームに大きく貢献。シーズンを通して120試合に出場し、打率.281、26本塁打、75打点という数字を残したが、二番に限定すれば90試合で打率.302、23本塁打、66打点。「恐怖の二番」として、他チームにとっての大きな脅威となった。

 予定されていた二番起用ではなかった。開幕投手を予定していた岸が、インフルエンザで離脱してしまう。安楽も故障離脱するなど、思い描いた先発ローテを組むことができなかった。投手陣に不安を抱えたことで、梨田監督は「点を取らないと勝てない。(外国人を3人並べるとき)ペゲーロの場合には守備固めが必要だから、二番がいいかと思った」。茂木との一、二番コンビは、まさにケガの功名によるものだった。

 それでも、今季は二番にペゲーロを置かない打線を組む可能性も高い。梨田監督は「エンドランやバント、スクイズも含めた細かいこともやらなければ。いつもいつもホームランにばかり期待できないということは痛感しました」と話すなど、機動力を使っていく方針を明言。銀次、藤田、岡島ら小技を使える従来の二番タイプを本線に、二番・ペゲーロはオプションの1つとして、準備されている。

 昨季はペゲーロの離脱が、チーム失速の一因となった。チームとしての引き出しを増やし、長いシーズンを戦い抜いていく。

写真=高塩 隆

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