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ヤクルト・川端慎吾内野手 待たれるプリンスの復活/二番打者の矜持

週刊ベースボールONLINE


川端の復活が打線に好影響を及ぼしそうだ

 昨季、球団ワーストの96敗を喫したヤクルト。チーム浮上のためには、2015年のリーグ優勝に大きく貢献した「二番・川端」の復活が欠かせない。17年は2月の春季キャンプ中に椎間板ヘルニアを発症。8月末に手術を受け、プロ12年目で初の一軍出場なしに終わった。「情けなかったし、苦しい1年でした。いつか治ると思ってやっていましたが、なかなか治らず、力が入らなかった」と悔しそうに振り返った。

 3年前。真中前監督は二番に川端を起用した。シーズンを通して犠打は2つ。送りバントをほとんど使わない「攻撃的二番打者」として、打率.336で首位打者に輝いた。その年本塁打王の三番・山田、打点王の四番・畠山へのつなぎ役となり、強力打線を引っ張った。最大の特徴は、三振が少ないこと。際どい球をファウルで逃げる技術は一級品。難しい内角の球も、捕手のミットに入る直前に「バットを(下に)落とす感覚」と簡単にカットし、相手投手のスタミナを消耗させた。

 今季、小川新監督の下での打順は未定。それでも、「(二番に入ると)後ろに(山田)哲人とバレンティンがいて、前を打つ打者が塁に出ることが大事になる。15年も哲人の前にたくさん走者が出て、相手に重圧をかけていた。その役を担いたい」。実戦からは長く遠ざかっているが、「ポイントの確認だけしっかりできれば。打ち方はそんなに簡単に忘れるものではない」と自信を見せた。プリンスの復活が、再建中のチームにおいて最大の“補強”になる。

写真=中島奈津子

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