
サッカー界の至宝、リオネル・メッシ(33)が、所属するFCバルセロナ(以下バルサ)を退団する意向だと報じられ、世界中のサッカーファンに衝撃が広がっている。かつてJリーガーを目指し、メッシと対談した経験を持つ手越祐也(32)も、そのひとりだ。
「メッシは、僕のスーパースターです。プレーがすごいのはもちろんですが、取材に行った際、持っていたのはセカンドバッグひとつだけで、『Ola!(こんにちは!)』って気さくに話しかけてくれたんですよ。直接お会いしたことで、さらに好きになりました」
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一番印象に残るプレーは、2007年4月18日にカンプ・ノウで行われたスペイン国王杯準決勝のヘタフェ戦だという。
「あの伝説の5人抜きは圧巻でした。マラドーナと同じタッチ数でキーパーまで抜いてゴール。メッシは、大きなフェイントを使うことなく、タイミングと体重移動だけで2~3人を抜き去ってしまうんですよ。しかも、190cmもある選手とぶつかっても当たり負けしない体の強さもあります」