
この記事では、行定勲が監督を手掛けた映画作品について原作とともに紹介します。
行定勲の経歴・プロフィールを紹介。在日韓国人を描いた映画『GO』でブレイク!
行定勲は1968年8月3日に生まれの52歳(2020年現在)。熊本県出身で、幼い頃に地元の熊本城で撮影されていた黒澤明監督の『影武者』がきっかけとなり、映画を作る仕事を志しました。
高校卒業後、専門学校在学中に映画の制作会社に所属。岩井俊二の助監督を務めたのち長編映画監督デビュー作『OPEN HOUSE』で新人監督奨励賞を受賞し、業界関係者から注目され始めました。
2001年には在日韓国籍の高校生の葛藤と恋愛模様を描いた映画『GO』が大ヒット。その名を一気に轟かせました。大沢たかおと柴咲コウ主演の『世界の中心で、愛をさけぶ』や沢尻エリカ主演の『クローズド・ノート』など、感動的な作風のヒット作を次々と生み出します。
2020年現在、新型コロナウイルスの拡大防止のため、映画館は休業を余儀なくされています。各地で開催を予定していた映画祭も中止・延期。そんな状況に追い込まれた映像業界を盛り上げるため行定勲は、工夫を凝らした作品制作をおこなっています。
完全リモートの状態で撮影した映画シリーズ「ステイホーム」や、定額制動画配信サービスと同時公開された映画『劇場』は話題を呼びました。また、地元・熊本県に映像企画会社の事務所を設立し地方創生にも積極的に取り組んでいます。
ハッピーエンドとは限らない、行定勲作品の特徴とは
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行定の撮る恋愛映画は、どれもがハッピーエンドで終わるわけではありません。叶わない恋、許されない恋、忘れられない恋がある、そんな主人公が行定作品に多くいます。
そこが現実的で共感を呼んでいます。恋愛感情には滑稽な部分もあるものの、なによりも綺麗で嘘偽りない感情の本質を映像の中に見事に落とし込んでいる作品ばかりです。
『クローズドノート』では沢尻エリカ演じる香恵の一途な想いに共感。『世界の中心で、愛をさけぶ』では長澤まさみ演じる病と闘うヒロイン・広瀬亜紀の最愛の彼を想う気持ちには涙する。彼女らの真っ直ぐで純粋な心が多くの女性の共感を呼んでいるのではないのでしょうか。
また、恋愛映画だけではなく、若者の葛藤を描いた作品も多いのが行定映画の特徴です。現実の厳しさを描いた『ロックンロールミシン』。世の中の「光」の部分で生きることが幸せとは限らないというメッセージを込めた『ピンクとグレー』など。等身大の若者がそれぞれの生活を精一杯送る様子を、セリフ以上に映像で描き出しています。
「消費される作品はつまらない。」と語る行定の熱意が、私たち観衆の心を掴んでいるのでしょう。
そんな行定勲の生の声を受け取りたいという方には、こちらの書籍もおすすめです。これまでに監督した映画作品の制作秘話や、関りのある俳優や関係者とのエピソードが綴られた1冊になっています。

【ライターおすすめ】行定勲を知りたい人、必見!『GO』
2020年9月3日
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