解説
2014年にノイタミナでアニメ化もされた新川直司の人気漫画「四月は君の嘘」を、「海街diary」「ちはやふる」の広瀬すずと「ヒロイン失格」「orange オレンジ」の山崎賢人の共演で実写映画化。母の死をきっかけにピアノが弾けなくなってしまった天才ピアニストの少年・有馬公生は、天真爛漫なバイオリニストの宮園かをりに惹かれていく。かをりとの出会いをきっかけに、ピアノと母との思い出とに向き合っていく公生だったが、かをりもまた、ある秘密を抱えていた。かをり役を広瀬、公生役を山崎が演じ、公生の幼なじみの椿に石井杏奈、かをりが恋する渡に中川大志が扮した。監督は「僕の初恋をキミに捧ぐ」「潔く柔く きよくやわく」の新城毅彦。
(提供元:映画.com)
アオハル進行形さん ★★★★☆
新川直司による原作漫画を読んでいたので、こういうのの実写版ってどうだろうと思っていましたが、結構良かったです! やはり山崎賢人は漫画実写映画には欠かせない俳優になってきていますね。どんな役柄にもすぐ溶け込める、しかしちゃんと彼らしさも残しているので本当にいい役者さんだなと思います。
本作では、トラウマを抱えた天才ピアニスト・公生を演じていて、彼と出会い再び演奏するきっかけを与える天才バイオリニスト・かをりを広瀬すずが演じます。彼女もまた、実写化作品や青春映画には欠かせない存在ですね。また、公生の友達役の亮太を演じる中川大志の存在感がいい。山崎賢人の役柄がかなり大人しめで、少し自分に自信のないキャラクターなのと対比するかのように、彼女は声が大きく、オーバーな演技で活発さを出していました。相変わらず顔面偏差値が高いですね、この二人は。自信家で快活なかをりの影響を受けて、公生がどんどん向上していく。
二人のアンサンブルシーンは圧巻で、それぞれ役作りにかなり時間がかかったのではないかと思います。特に最初のコンクールのシーンの広瀬すずの雰囲気が圧倒的で、気迫に押されました。クライマックスは涙なしでは見られない、感動作!
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