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もう一度読みたいジャンプの「短期連載」漫画がある人、3人に1人!

ヒトメボ


 休み明け、学校や仕事が億劫な月曜日。『週刊少年ジャンプ』の発売だけが楽しみ、なんていう人も多いのではないでしょうか。 さて、ジャンプといえば、「アンケート至上主義」とも言われる厳しい編集方針でも有名ですよね。読者アンケートの結果によっては、たとえ人気作家でも連載終了。ひそかに楽しみにしていた作品が、ある週から突然姿を消していたなんてことも……。そこで、100人に聞いてみました。

Q.「週刊少年ジャンプ」の短期で連載が終わってしまった漫画のなかで「もっと続きを読みたかったのになあ」という作品はある?
(※連載期間1年未満、コミックス3巻未満)

結果は…

・ある:33人
・ない:67人
(平均年齢33.8歳)

 「ない」が約7割でしたが、そもそも漫画を読まない、ジャンプ派ではないという回答者もいましたし、「もっと続きを読みたい!」と思う作品については連載が長く続いているということかもしれませんね。とはいえ、3人に1人というかなりの割合の人に短期で連載が終わってしまったことを残念に思っている作品があるようです。さて、その作品はなんでしょうか?

■武士沢レシーブ/うすた京介(1999年18号~40号)


「うすた京介さんの『武士沢レシーブ』です。うすた京介さんの作品大好きなので」(福岡・28歳女性)

 武士沢のヘルメットの中身は最後まで明らかになりませんでした。

■HAND’S-ハンズ-/板倉雄一(2006年44号~2007年1号)


「『HAND’S-ハンズ-』絵柄がすごく好み。読み切りの時も面白かった」(石川・19歳女性)

 ジャンプでハンドボールを扱った漫画は『大好王』(道元宗紀)以来でしょうか。

■詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。/古舘春一(2010年13号~31号)


「『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。』で、できればもっとみたかったです。暗い雰囲気の中に明るさが見えてたのしかったのです」(栃木・23歳女性)

 四ッ谷先輩の独特な語り口が印象的でしたよね。「これにて、お了い。」

■魔少年ビーティー/荒木飛呂彦(1983年42号~51号)


「荒木飛呂彦の『魔少年ビーティー』。初期の荒木の良い所が全部詰まっている。しれっと犯罪を犯したり歯に衣着せぬ物言いに、少年漫画とは思えない」(大阪・36歳男性)

 どんな悪巧みも平然とやってのけるビーティーにシビれます。

■バオー来訪者/荒木飛呂彦(1984年45号~1985年11号)


■メタルK/巻来功士(1986年24号~33号)


「『バオー来訪者』ジョジョの奇妙な冒険の作者が売れない頃に描いた作品。『メタルK』これから、というときに打ち切り」(秋田・50歳男性)

 もしかして肉の芽や石仮面、カーズの原型? って思ってしまうものも登場します。「のこるは死だけ…」の決め台詞が頭から離れない巻来ワールドにとらわれた蝶が多数…。

■賢い犬リリエンタール/葦原大介(2009年42号~2010年23号)


「『賢い犬リリエンタール』。賢い犬、可愛くて好きだったけれどすぐに終わってしまって残念だった」(茨城・27歳女性)

 「カシコイイヌ」ではなく、「カシコイケン」と読みます。

■ハイファイクラスタ/後藤逸平(2014年42号~2015年9号)


「『ハイファイクラスタ』がもっと読みたかったです。ラベルシールを貼ると自分本来以外の力を発揮できる、という点が面白かったのと、双子の兄弟が登場し今後に含みを持たせた終わり方をしていたので。主人公がほのぼのしているのもよかったです」(北海道・46歳女性)

 ラベルがなくても「愛と勇気は標準装備」です。

■ダブルアーツ/古味直志(2008年17号~41号)


「『ダブルアーツ』。設定が今までにないような感じで今連載している作品よりも好きだったから」(山形・20歳女性)

 主人公とヒロインが「手をつないでいないと死んでしまう」という設定には夢が詰まっていますよね。

■Sporting Salt/久保田ゆうと(2014年43号~2015年10号)


「『Sporting Salt』色々と悪い意味で突き抜けていたので逆に興味があった」(大阪・20歳男性)

 「スポーツ漫画」ではなく、「スポーツ医学漫画」という珍しいジャンルの作品でした。

■ひめドル!!/今日和老(2013年36号~52号)


「『ひめドル!!』元々ヤンキーの女の子がアイドルを目指す学園ものでキャラクターも様々あって面白かった」(兵庫・26歳女性)

 「アタイをアイドルにしてくれねぇか!?」美容師志望の少年×アイドル志望のヤンキーという関係が可愛らしかったですね。

■鬼が来たりて/しんがぎん(1996年5・6号~18号)


「しんがぎんの『鬼が来たりて』新たな敵のシルエットが出てきたところで終わるなんて」(山口・29歳女性)

 2002年に29歳の若さで急逝されました。もう本当に続きを読めなくなってしまったことが残念です。
 

■ヨアケモノ/芝田優作(2014年34号~50号)


「『ヨアケモノ』という連載漫画があったのですが、武士たちが活躍していて何気に好きだったので非常に残念です」(三重・32歳女性)

「『ヨアケモノ』:新撰組が題材なので楽しみにしていましたが、本題に入る前に終わってしまった印象なのでもっと続きを読みたかったです」(東京・33歳男性)

 『NARUTO-ナルト-』と同じ号で最終回を迎えましたが、巻末コメントが印象的でした。

■銀河パトロール ジャコ/鳥山明(2013年33号~44号)


「『銀河パトロール ジャコ』作者はあの鳥山明先生です。宇宙人ジャコが工学博士のお爺さんと知り合い、壊れた宇宙船の修理をお願いするのですが…。2人の会話がとても面白いです。コミックス全1巻」(神奈川・45歳女性)

 映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』にジャコがゲスト出演しているそう。

 予定通りの短期集中連載や打ち切りを含め、短期で連載を終了した作品はここ5年だけでも40作以上……。票はかなりバラバラになりました。そんななか、33人中8人ともっとも多くの人が挙げた作品がこちら。

■レベルE/冨樫義博(1995年42号~1997年3・4号)


「条件に合致しているかはわからないが、『レベルE』という作品。最初は普通の少年漫画かと思ったらギャグマンガであり、秀逸な(斬新な)ギャグが多かった。少し前にアニメ化して知名度が一気に上がったと思うが、それまでは隠れた名作という感じだったと思う」(大阪・31歳男性)

「『レベルE』です。ものすごく頭がいいのに、それを嫌がらせのために使っているバカ王子が、いろんな人たちを巻き込んで騒動を起こしていくところがワクワクしました」(福岡・32歳女性)

「『レベルE』。幽遊白書の冨樫先生の作品だが、(この人は本当はこういうものが描きたかったんだなあ)と感じた。ウイットに富んだギャグや言い回し、展開の仕方で面白かった」(東京・35歳女性)
ほか5人

 『幽☆遊☆白書』終了の1年後に始まった、オムニバス形式のSF作品。掲載期間は約2年と長いですが、ジャンプでは異例の月一連載でした。その後の作品でも斜め上をいく展開を見せてくれていますね。


 『賢い犬リリエンタール』の葦原大介先生は『ワールドトリガー』、『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。』の古舘春一先生は『ハイキュー!!』、『ダブルアーツ』の古味直志先生は『ニセコイ』と、短期連載を終えたあとの連載がヒット作となることも少なくないようです。まだまだここから、というところで終わったからこそ、次の作品に対しては作家の意欲も読者の期待感も余計に高まるのでしょう。名前の違う別の作品ですが、読みたかった「続き」はそこにあるのかもしれませんね。ご愛読ありがとうございました!


調査概要



調査方法:(株)ウィルゲート提供の「サグーワークス」モニター100名に対してアンケート
(ヒトメボ編集部&サグーワークス)

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