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阪神・植田海 遊撃レギュラーに定着すれば……/2018年期待度No.1

週刊ベースボールONLINE


守備はすでに一軍レベルの動きができている植田。両打ちの打撃が向上していけば開幕スタメンだって夢ではなくなる

 打撃を重視するなら、昨季に実績を残した2年目の糸原健斗が正遊撃手の有力候補になるかもしれない。もちろん、北條史也ももう一度やり返す気は満々だろうし、ベテランの鳥谷敬も、春季キャンプでその座を奪い返そうと奮起するはずだ。

 ただ、もしこの男が、この中から正遊撃手の座を奪うことになったら、チームの戦力はさらにパワーアップするだろう。それが今季4年目を迎える植田海だ。足の速さ、スライディングのスピードはチームトップクラス。守備でのグラブさばきやスナップスローの安定感もDeNAに移籍した大和にも匹敵するくらいの能力を持っている。

 2016年のシーズン最終戦に一軍デビューを果たした。その年のオフ、第1回WBSC U-23ワールドカップで日本代表に選出され「二番・遊撃手」として優勝に貢献。全9試合で6盗塁を記録し大会盗塁王にも輝いた。昨季は夏場過ぎに一軍に昇格すると13試合に出場し5安打0本塁打1打点、打率.278。10月17日、CSファーストステージの第3戦5回裏にはDeNA先発のウィーランドから右翼線に二塁打を放ち、いい形でシーズンを終えた。

 もしこの二塁打の勢いのまま2018年「二番・遊撃」の座をつかめば、犠打もしっかりできエンドランもかけられる。四球を奪えば盗塁で二塁まで行き、得点のチャンスを作ることもできる。また、足の速さと、スライディングのスピードを生かし、浅い犠飛でも1点を奪えるなどチームの得点も昨季以上に上がる可能性は高い。

 安芸での秋季キャンプでは一軍で鍛えられ、金本監督からは「あいつは試合の中でうまくなっていくところがある。実戦向きのヤツは、使えば使うほど、いいモノが出てくる。そういうタイプだと思う」と期待を懸けられている。12月には台湾のウインター・リーグに参加予定も、体力強化を最優先というチーム方針から不参加になったが、それだけ期待されているということだ。

 このオフで、一軍で戦える体力がつけば、2018年は開幕からでも十分に正遊撃手の座をつかむ可能性は高い。それだけの活躍ができる資質と能力をもった選手なのだ。キャンプ初日から、植田の動向に注目だ。

写真=前島 進

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