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ロッテ・二木康太 求められるエースとしてのひとり立ち/2018年期待度NO.1

週刊ベースボールONLINE


二木が18年ロッテ先発陣の軸となる

 負け先行の7勝9敗という数字は2016年シーズンと変わらない。しかし、17年の二木康太は一味違った。防御率は3.39と2点以上も良化。自身初となる規定投球回もクリアし、「(規定投球回と防御率3.50以下という)目標としていた数字を達成できた」と確かな手応えを得た。

 開幕先発ローテ入りこそ逃したものの4月14日の西武戦(ZOZOマリン)で初先発のチャンスを得ると、勝ち負けこそつかなかったものの7回を4安打1失点。以降は涌井秀章と石川歩の両エースが不振にあえぐ中、先発ローテの軸と呼べる働きを見せた。チームとしては寂しさもあるが、7勝はチームの勝ち頭だ。

 右腕をコンパクトに引くフォームの微調整に、重ねてきた筋力トレーニングがマッチ。これまで以上に腕が振れるようになり、「真っすぐのスピードが上がり、(武器である)フォークの球速も上がった」。夏場以降の体力という最大の課題も、疲労感を見せる場面もあったが、必死に試合を作り続けることで信頼を得ていった。

 やるべき方向性に間違いはない。二木にとってそんな確信を得られたシーズンだったのではないか。さらなるパワーアップと体力づくり。フィジカル面のさらなる充実が、18年の大きな飛躍を呼び込むはずだ。

 17年は最下位に沈み、井口資仁新監督のもとで再建に挑むチームにとっても、海外FA権を行使した涌井の去就が不透明な中で二木にはやってもらわなければならない。「防御率2点台、そうすれば10勝という数字もついてくる」と目標を掲げるが、まず狙うは開幕投手の座。復活をかける石川、2年目を迎える酒居知史とライバルは多いが、二木も筆頭候補の1人であることは間違いない。

 オフには4年間を過ごした浦和の選手寮を退寮し、一人暮らしを始めている。選手としてのひとり立ちに続き、求められるのはエースとしてのひとり立ち。18年は先発投手陣の、そしてチームのけん引車となるはずだ。

写真=BBM

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