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蒐集: accuMULaTIon

OBIKAKE

本展示では中津川の代表作「餓鬼」、加えて中津川翔太の作品に浸透するテーマとして日本人の神道的な信仰を表現した作品を発表いたします。中津川の作品が人間の収集行動に潜む、強迫観念、承認欲求、執着心に寄り添い向き合えるように願いを込めて制作されていることから、本展覧会名を蒐集、そして富を蓄えるという意味を持つ Accumulation と名付けました。

 

シリーズ「餓鬼」は鬼が古来日本の人々より近い存在感で「悪」「善」「神」などの様々なキャラクターを持たれていることから、日本的な多様性を象徴するものとして描き続けています。また、神道に見る教典や具体的な教えがないこと、祀られている神が八百万もいることなど、信仰がその土地の風土に基づき少しずつ違ってくる点に日本の独自性の信仰を感じそれをテーマに作品制作に向き合ってます。

 

中津川自身、「私が日本の神道的信仰をテーマにしているのも、幼少期に神社で感覚的に多様性に溢れた神道に触れていたからだと思います。そんな中で鬼は人間に近い形で描写され、私たちに近い存在として昔から物語に登場してきました。そんな鬼を私は日本的な多様性の象徴としてモチーフにしています。」(『Leaves』インタビュー内,2020 年 7 月)と語っています。

 

過去を踏襲しながらも革新的な中津川の作品に秘めれられた多様性の表現は、Accumulation(収集)という単語から multi(多様性)を浮かび上がらせます。

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