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創成館vs平田

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春夏通じて初出場の平田・古川 雅也が創成館相手に6回まで被安打4の好投!敗れるも存在感示す!

古川 雅也 ※2019年の秋季大会より

 2017年には神宮大会で準優勝をおさめるなど、全国の舞台で結果を残している強豪・創成館。それに挑んだのが春夏通じて初めての甲子園となる21世紀枠・平田。試合は終盤までもつれる展開を見せていく。

 先攻の平田は創成館の先発のサウスポー・白水 巧の前に三者凡退。しかしそれに負けじと良いピッチングを見せた平田の先発・古川 雅也の好投が光った。

 古川はセットポジションから動き出すが、下ろしていた右腕をトップの高さまで引き上げていくコンパクトなテイクバックからがっちりした下半身でしっかりと沈み込む。そこから力強く右腕を振り抜くが投げ終わりまでバランスがよく、まとまった投球フォームだ。

 ストレートは130キロ前後あたりだが、インコースとアウトコースをきっちりと投げ分ける制球力。さらに緩急の利いたカーブなどの変化球をしっかりと投げ込めており、この投球術に創成館打線が苦しんだ。

 それでも、ノーヒットで迎えた3回に創成館は7番・矢野 流々希のレフト前からチャンスを作って、1番・田中 雄大のタイムリーで先制を許してしまった。ただそれ以降の追加点を許さず、5回までで創成館をヒット3本のみ。初の全国の舞台で堂々たるピッチングを見せる。

 古川を援護したい打線だが、2回の二死満塁以降チャンスを作れず、6回からは創成館の2番手・坂口 英幸のサイドから来るボールに苦戦。ホームベースが遠い。

 すると、7回に創成館4番・猿渡 颯の三塁打から追加点を与え、8回にはヒット4本を集められ2失点。「もうひと踏ん張りが出来ず、自分の力が足りませんでした」と古川は8回途中4失点でマウンドを降りた。

 その後、古川の後を引き継いだもう1人のエース・高橋 大樹が後続を絶ち、最終回に望みをつなげた。それでも創成館3番手・前田 泰志の前に抑えられてしまい、ゲームセット。創成館が4対0で勝利した。

 試合後、古川は取材に対して「相手投手が良かったので先取点が鍵だと思っていました。それを先に取られたのは残念でしたが、その後粘り強く戦えたのは良かったと思います」と試合を振り返った。

 また古川をリードした三島 毅輔は「これだけの人が来て試合もできたことで、改めて1人ではできなかったと感じています。ありがとうございましたと言いたいです」と感謝の言葉を残した。

 ホームを踏むことはできなかったが、創成館と中盤まで競ったゲーム展開を見せた。平田にとって初めての甲子園の戦いはチームの歴史にしっかりと足跡を残したはずだ。

(取材=田中 裕毅)

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