たまには晩メシつくって欲しい!「家事に協力しない夫」に怒るママさん覆面座談会 〜前編〜

たまには晩メシつくって欲しい!「家事に協力しない夫」に怒るママさん覆面座談会 〜前編〜
©123RF世の中の、多くの主婦たちが持っている悩みといえば「どうすれば、夫が家事や育児をもっとしてくれるか」ということではないでしょうか。

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世の中の、多くの主婦たちが持っている悩みといえば「どうすれば、夫が家事や育児をもっとしてくれるか」ということではないでしょうか。

「もう少し家事や育児をして欲しい」と頼んでも

○ 「やり方がわからない」
○ 「俺の役割じゃない」
○ 「十分にやっているつもり」
○ 「やり方が違うと怒られるから嫌だ」

と、なかなか受け入れてもらえないという不満の声をよく聞きます。

家庭内での家事と育児をどう回していけば、妻も夫も機嫌よく生活を送ることが出来るのか、そのヒントを探るべく、ママさんたちを呼んで座談会を開催しました。

【座談会参加メンバー】

○ ミネコさん(40歳)……専業主婦。同じ年の夫と小2、年中のふたりの子持ち
○ 真央さん(37歳)……昼は在宅ワークで、夜はバーで働いている。長男がもうすぐ1歳になる
○ ひろみさん(37歳)……フルタイム勤務。5歳年上の夫との元にふたりの子(5歳、0歳)がいる

家事って人によって完成レベルが違う

── 本日の司会のタケダです。わたし自身も自宅勤務の兼業主婦で、0歳9カ月の子供がいます。なので、家事育児の問題は他人事ではありません……というわけで、まずは、みなさんのご家庭の家事育児状況を教えてください。

ひろみさん:うちは旦那と分担制で、家事の総量の25パーセントくらいを向こうが担当しています。もともと、第1子が生まれた時、旦那の勤務先はブラック企業だったんで、家事を任せたらかわいそうかと思って、全部自分でやっていたんですよ。そうしたら、心身を病んだんですよね。頭痛が鳴りやまないようになって。

── 無理しすぎちゃったんですね。

で、第1子が3歳くらいの頃に、いよいよ破綻して、「時間制限がない家事だったら、出来るんじゃないのか」って提案したんです。いつでもできる家事ってあるじゃないですか。ゴミをまとめるとか、皿を洗うとか、回覧板を回すとか、シンクを擦り洗いするとか。で、夫にいちど任せた仕事は絶対に口出さないって決めて、例え「シンクが洗えてない!」って思っても「洗えてる、洗えてる」って思い込んでいます。

── 任せた以上、クオリティーは目をつぶるしかないですよね。うちの場合はクオリティー以前に、たまに食器洗いをしてくれた時に、なぜこれが洗い残してあるの? ってことがあります。まな板が一枚だけ残っていたり、鍋がひとつだけ汚れたままだったり。

うちもありますけど、そういう時は絶対にそれを使わないようにして料理しますね。実際にまな板が洗ってなくって、すべてキッチンハサミで調理したこともあります。洗ったらおしまいなんで。

ミネコさん:でも、わたしも洗い終わった後に、「あっ、残ってた」って気が付いて、見えていないふりして済ませることがある。

真央さん:わたしもそれやります(笑)。家事って人によって完成レベルが違うんですよね。

そう。逆にわたしが満たしていないこともあると思うんです。けど、向こうは言ってこない。だから、それは見習おうと思って。

── 言われると嫌になっちゃいますもんね。「うるさくいうなら自分でやってよ!」って。

だから、鉄のフライパンを洗剤で洗われても何も言わないで、その後、気づかれないように、こっそり油を塗るっていうのをくりかえしてきたら、ようやく25パーセントくらいはやってくれるようになりました。これだったら夫の労働時間をみても適正だなって思えて、今は納得が出来ています。ホントは30パーセントくらいまでになって欲しいですけど。

── 夫婦で家事の仕事量は半々じゃなくてもいいんですね。

いいです。お互いの収入と労働時間とを考えて。あと、家事や育児ってコアタイムってものがあるじゃないですか。特に育児は。例えば離乳食を食べさせるのを「夫が帰ってくるまで待ちます」って、3時間は伸ばしたりできないし、朝の6時に保育園は開いてない。だから、もうしょうがないかなって思っていますね。


「片付けがまったくできない夫」問題

── そもそも、日本の男性の労働環境が、「家事をやってもらうには厳しい」って現状がありますよね。

そうなんですよ。

書面上は9時5時の労働時間だったりするんですよね。けど、実際は違ったりして。

あと、世の中のワーママが飲み会を断るのってよくある、目に浮かぶことじゃないですか。けど、子どものいるパパさんが飲み会を断るのって目に浮かばない。それもかわいそうだなって思います。絶対に妻からは、つめられているわけで。もう少し乳幼児のいる旦那さんに配慮してくれるといいですよね。

うちは家事分担率をパーセンテージでいうと、0.1と99.9ですね。もちろん夫が0.1。どれくらい何もしないかっていうと、切れたトイレットペーパーの芯を変えないのはもちろん、脱いだ靴下はそのへんに放りっぱなし、トイレすら流さない。

── えっ! トイレを流さない!?

そう。夜中にしたトイレを流せないみたいで。

── 音を気にしてですか?

いや、たぶんトイレで座ったままスマホでyoutubeをずーっと見てて、で、再生が終わったらそのまま立つっていう。

ひどい(笑)。

けど、子どもがいない時のほうが、うちの夫は家事をやってくれてましたね。気が向けばご飯を作ってくれたりとか。わたしも仕事をしていたせいかもしれないけど。

── 専業だから、家事は全部任せちゃえって感じなのかな。でも、育児はまた別ですよね。

そう、育児は別なんだけど、普段の帰りも遅いし週末もほぼいないし、それはもう仕方がない。ただ、その生活をわたしは許す代わりに、わたしが「ここだけは出かけたい、遊びに行きたい」っていう時は、向こうに100%やってもらう。出かけるからって子どものぶんも含めて、ご飯を用意していったりしない。

出かける時に、旦那さんのご飯を置いていくうちって多いですよね。

さすがに離乳食くらいの時は用意していってたけど、いまは「ご飯食べさせときなさいよ」「洗濯しておきなさいよ」っていうだけで出かけられます。

それって、パパが何を食べさせてるのかって気になりませんか?

肉ばっかりになっちゃうんですよね。ハンバーグとウインナーとナゲットとか。肉が四種類入ったカレーとか。塊肉と薄い肉とウインナーと……っていうふうに(笑)。でも、やってくれさえすれば、その日くらいは肉ばっかりでもいいですけどね。基本的には冷蔵庫の残りでなんでも適当に作るスキルはあるので。

肉のバリエーションだけはすごい(笑)。

部屋も頼めば片づけてくれてるんだけど、片づけかたが基本的に、ここにあるものをどこかに突っ込むっていう形式なので「ここに置いてあったはずの服はなぜそこに突っ込まれてる!?」って、それはもうね……。平日も週末も、普段ほとんど家にいないっていう、ちょっと特殊な家庭環境だと思うんで、「普段はわたしがすべてやって、わたしが出たい時は全部任せるっていう」っていうふうにしました。

うちはできちゃった婚で、同居し始めたのが1年ちょい前なんですよ。そもそも会って3カ月くらいで妊娠したので。

情熱的!

そういうわけでもないですけど(苦笑)。で、一緒に住み始めたんですけど、大人同士が暮らして、で、さらに子どもが出来るとなると、ある程度はあつれきが出来るなぁって思います。家事の分担でいうと、わたしが週に4回、バーで働いてるんですね。その時は夫が寝かしつけをしてくれるんですけど。

えー、すごい!

とはいっても、出掛けるのが夜の10時半くらいなんで、あとは、寝かしつけだけって状態にして行くんですけど。でも、いない間におむつを替えてくれたとしてもゴミ箱にも入れないし、なんなら使用済みのおむつを開いたまま、そこに置いてあることもある。

──(一同)えーっ!

最悪だったのは、何回かおむつを外しただけの状態で子どもが寝ていて、帰ってきたわたしが気づかずに添い寝してたら、手にジャバジャバジャバ、とおしっこがかかったんです。

── その汚れたシーツ洗ったり、布団を干したりの後始末は、当然、夫がしてくれるんですよね。

いいえ。朝、仕事にいっちゃうんで……。そもそも、片づけを一切しないんですよね。お風呂に入れたらドライヤーもタオルも出しっぱなし。着替えたら全部散らかっている。でも、そこで言っても仕方がないっていうか。そういう特性の人なので。前はいちいちけんかしてたんですけど、怒ると逆切れしてくるので、最近はとりあえず黙ってやって、そうすると、しばらくすると夫が感謝してくる時があるので。まぁ気づいて感謝してくれればいいかなって。

── では、せめて、夜は、夫がその布団で寝ればいいんじゃないですか?

それが、気にしないらしいです。赤ちゃんのおしっこだからきれいだっていう(苦笑)。それに、おむつが外れているのも、彼なりに理由があるんです。乾かしているらしいんですよ。前に一時期おむつかぶれがひどかったことがあって、それでかわいそうに思ったらしくって。

えっ、愛じゃないですか! そういう事情をちゃんと教えてくれると、こっちも理解できますよね。家に帰って「泥棒でも入ったのか!」って時ってあるじゃないですか。けど、「子どもがご飯を食べなくって大変だった」なんて理由を聞くと、理解も納得もできる。

── わかります。うちは、夜中に食べたカップラーメンの容器に、なぜか水が張った状態でシンクに置いてあるんです。なんのためにそんなことをするのか、全然理解できなくて尋ねたら、「ゴキブリが寄ってこないでしょ」って。まぁ、納得はしましたよね。わたしとしては捨ててもらうほうがありがたいんですけど。でも、面倒くさいっていって汁を残したまま放ってあるよりはマシと思うことにしました。

こうして人んちの話を聞いていても、人んちのことだとほほえましく思えますよね。

座談会を通して見えてきたのは、ひと言に「配偶者が家事をしてくれない」といっても、 そのレベルや状況は家庭によってさまざまだということでした。引き続き後編では、「夫に家事に参加してもらうための方法」などを探っていきます。

※この記事は2017年11月の情報です。


書いた人:タケダキョウコ

タケダキョウコ。東京生まれ。男性誌を中心に活動するフリーライター。夫と息子と犬と一緒に都内に住んでます。辛いものも甘いものも家メシも外食も大好き。趣味は塊肉を捌くこと。

更新日:2017年12月8日

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