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戸郷翔征、根尾昂…高卒プロ2年目、飛躍が期待できそうな選手は?

週刊ベースボールONLINE

 2019年は高卒2年目のヤクルト・村上宗隆が全試合に出場し、10代では最多となる36本塁打を記録。見事に新人王に輝いた。今回は、村上と同じようにとはいかないまでも「今後の飛躍が期待できそうな高卒プロ2年目選手」をピックアップして紹介する。

2年目で才能が開花した 巨人・戸郷



巨人・戸郷翔征

 今後の活躍が期待される高卒2年目投手が、巨人の戸郷翔征だ。2018年ドラフトで6位指名を受け、聖心ウルスラ学園高校から入団。1年目は2試合の登板に終わったが、CS、日本シリーズと大一番で登板機会が与えられるなど、チームの期待は大きかった。今季はその期待に応え、高卒2年目では桑田真澄以来となる開幕ローテーション入り。さらにエース級相手にも投げ勝つなど開幕から3連勝と活躍した。その後は2連敗を喫しているが2年目で大きく成長した選手の一人。復調すれば新人王のタイトルも見えてくるだろう。

2戦連続弾と印象的な活躍を見せる オリックス・太田



オリックス・太田椋

 オリックスの太田椋は、今後チームの柱になることが期待されている選手。1年目の昨季はシーズン前に骨折したことで出遅れたが、復帰後の9月に一軍公式戦デビューを果たした。飛躍が期待される今季はまたしても故障で出遅れたが、7月16日に一軍昇格。この日のソフトバンク戦(京セラドーム)でスタメン出場すると、いきなりプロ初本塁打を記録した。これは「NPB一軍公式戦で21世紀生まれの選手が放った最初の本塁打」だった。さらに翌17日の同カードでも本塁打を放っており、今後の活躍が期待される。

無念の故障離脱も将来性は十分 日本ハム・野村



日本ハム・野村佑希

 7月8日の試合で骨折してしまったが、日本ハムの2年目・野村佑希も今後チームの中心選手になれる逸材だ。1年目は股関節の負傷で満足にプレーできなかったが、2年目の今季は練習試合でチーム最多の3本塁打を記録。開幕戦でスタメンデビューを飾った。その後も豪快なバッティングが評価されてスタメン起用が続いたが、前述のとおり7月8日のオリックス戦(京セラドーム)で打球が小指を直撃。精密検査で骨折が判明し、全治3カ月と診断された。順調ならば今季の新人王候補に挙げられる可能性もあっただけに、負傷が悔やまれる。

まずは一軍出場機会を得たいドラ1指名選手


 高卒2年目といえば、中日・根尾昂、日本ハム・吉田輝星、ロッテ・藤原恭大、広島・小園海斗のドラ1位組も外せない存在だ。2018年のドラフトで4球団が競合した根尾昂。入団した中日で1年目、一軍では2打数ノーヒットに終わった。今季はケガの影響で開幕から二軍で調整することになったが、7月29日のオリックス戦(ナゴヤ)で5打数3安打6打点、翌30日の同カードでも4打数2安打1打点、そして8月1日の広島戦(名古屋)では4打数2安打4打点と大暴れ。二軍で打率.282、2本塁打、16打線の成績を残し、8月4日に一軍昇格。さっそく、同日のDeNA戦(横浜)に「一番・右翼」でスタメン出場を果たした。1打席目は見逃し三振で、8回に代打を送られて3打数ノーヒットに終わったが、今後に期待だ。

 プロ1年目は4試合に登板して1勝3敗と厳しい結果に終わった吉田は、今季は二軍で調整中。いまだ昇格の機会が得られていないが、8月4日現在(以下同)、二軍で5試合に登板し、2勝1敗、防御率3.38。リーグ2位タイの29三振を奪い、奪三振率は9.32をマークしている。

 昨季は54年ぶり3人目の高卒開幕スタメンで注目された藤原は、開幕一軍を逃し二軍スタートとなったが、打率.207と思ったようなプレーができていない状態だ。小園も二軍暮らしが続いており、なかなか調子が上がらない。二軍では23試合に出場して打率.188。規定打席到達選手の中では下から数える方が早い位置だ。

 あらためて高卒2年目選手を振り返ってみたが、今季の飛躍が期待できそうなのは、現状では巨人の戸郷とオリックスの太田だけ。少し寂しい気はするが、昨季に引き続き高卒2年目選手の快進撃となるか、今後の活躍に注目だ。

文=中田ボンベ@dcp 写真=BBM

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