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中日・高橋周平 期待を背負う大器/秋の収穫

週刊ベースボールONLINE


二塁に挑戦し、出場機会増を狙う高橋


 充実と手応えの表情が夕映えに光る。秋季キャンプの舞台はナゴヤ球場。練習メニューは午前9時半から午後6時前後までみっちり組まれていた。第1クール最終日の11月5日に行われた紅白戦で、高橋周平は3安打をマークした。

「やっていることはできたかな」

 先制適時打を含め、すべてが右前打。引きつけ過ぎず、「前でたたく」意識が結果につながり。小さくうなずいた。

「超高校級」の看板を背負ってのプロ入りから6シーズンが過ぎた。期待の大器も、今季の出場はわずかに41試合。1年目の出場試合数に戻ってしまった。再生を託されたのは、この秋に就任した石井昭男、森野将彦両打撃コーチ。いずれも東海大系列高の出身で、東海大甲府高出身である高橋の先輩にあたる。

 スカウトとして高橋の高校時代を見ていた石井コーチが「打撃に3段階あるとしたら、今は1もできていない。高校のときにはできていた」とプロ入り後の後退を嘆けば、森野コーチは「こちらから言うことはない。自分で気づいて、考えて、取り組むようにならないと」とプロとしての心構えを説く。

「周平を一人前に」の思いはチーム全体を貫く。この秋は首脳陣の指示を受け、二塁の守備に挑戦中。一塁にビシエド、三塁に福田永将、遊撃には京田陽太。「考えることが多くて難しい」と頭をかく高橋ではあるが、出場機会を増やすなら二塁が近道ではある。

 その道を広げるのは、特長である打撃の開眼しかない。汗まみれの秋は、7年目の春につながる。

写真=BBM

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