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DeNA・砂田毅樹 東京五輪の代表入り期待!

週刊ベースボールONLINE


今季は中継ぎとして62試合に登板、25ホールドをマークした砂田。日本シリーズでは勝利も挙げた

 アジアプロ野球チャンピオンシップ2017で、若き日本代表戦士たちが躍動した。若い選手の活躍は野球ファンにとっても明るい話題だろう。だが、今回の代表には選出されなかったものの、注目の選手はまだいる。

 2015年、ちょうど20歳の誕生日の直後だったはずだ。DeNA・砂田毅樹のインタビューを担当した。14年に育成で入団し、15年途中で支配下登録されるとすぐに一軍での登板を果たした。あどけない表情を残しながらも、しっかりとした考えを持ち、それを言葉で表現できる。

「僕は久保(康友)さんや井納(翔一)さんみたいに150キロが出るわけじゃないので、力で押していくのはムリなんですよ。そしたらやっぱり、投球術というのが抑えるためには必要になってくる。でも、それはベテランだから持っているもではなくて、若手でも球速が遅かったらそういうところを磨かないと絶対勝てないと思う」

 参考にしたのは、当時選手兼任コーチを務めていた三浦大輔だった。

 先発起用だったが、一軍での初勝利は4試合目と少し苦しんだ。そのたびになぜ勝てなかったのかを分析し、修正。初登板で投げ合った大谷翔平からは堂々としたマウンドでの姿を見せつけられ、刺激を受けたという。投げ合った投手からも盗めるものは盗み、自分のピッチングに生かした。

「常に同じではないピッチャーでいたいです」

 プロで活躍するには常に変わり続けなければいけないと20歳の砂田は力強く語った。あれから2年。偉大な先輩の背中を追い、経験を自分の武器にし、ゆっくりと、しかし着実に成長を続けていった。すると先発から中継ぎへと仕事場こそ変わったものの、今季はチームの日本シリーズ進出へ貢献。日本シリーズでは中継ぎながら1勝を挙げた。それでも5試合3イニングを投げ1安打1失点。自責点こそ0だったが、課題も見えた。この課題がまた、砂田を成長させる糧となるだろう。

 若い選手の台頭が激しい中で、砂田も成長の歩みを止めるつもりはない。今回は代表から漏れたが、2020年の東京五輪には代表に名を連ねる可能性だって十分にある。

文=阿部ちはる 写真=小山真司

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