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放送作家・鈴木おさむ「好奇心を“癖”にする」3つの習慣

SmartFLASH

 

 撮影・収録がストップし、定額配信サービスが契約数を伸ばした数カ月。鈴木おさむ(48)は、それをテレビの前に視聴者を呼び戻す「チャンス」だと考えていた。リアルタイムにこだわり、強烈なキャラを躍動させた放送作家の「好奇心を “癖” にする」3つの習慣とは?

 

 

 

(1)気になる人の「好きな映画」3本を聞く&すぐ観る
 鈴木が放送作家としてニッポン放送で仕事を始めたころ、「映画を観ろ」と、よく言われたそうだ。ある日「ただ観るだけじゃダメだ」と思い、人に好きな映画ベスト3を聞き、その映画を観るようにしたという。

 

「自分のセンスを試されてる気がして、人って意外と真剣に考えるんですよ。3本挙げてくれたら、『わかりました』で終わらせず、必ず観る。しかも、次に会うまでに観る。 このスピード感も大事です。

 

 再会したら、『観ましたよ』と言うと『マジで? 何がおもしろかった?』と、すごい喜んでくれるんですよ。自分のために映画3本分の時間を費やしてくれるのは、けっこう嬉しい。しかも、好きな映画はその人の背骨のようなものなので、お互いの距離感はグッと縮まります」

 

 自分の守備範囲が広がる、という利点もあるという。

 

「たいがいは自分のテリトリー内しか観ないので、新しい発見もある。もちろん、『なんでこれがおもしろいの?』って作品もありますけどね(笑)」

 

(2)思いついたらすぐスマホにメモ
「僕のネタ帳は、スマホなんです。項目ごとにカテゴライズしていて、思いついたら、とにかくすぐに打つ。僕は人と会うのが好きなんで、おもしろかった話もメモしています」

 

 人との出会いや、会話から生まれる「好奇心」が大事だという。

 

「『明大替え玉入試事件』って覚えてますか? 僕がニッポン放送で仕事を始めたころ、僕より半年先輩のAさんをディレクターが『明大事件の犯人だったんだぞ、すげーだろ』って紹介したんですよ。僕は、『犯人はバカだな、人生棒に振っちゃったな』と思っていたのに、この業界ではそれも付加価値になるんだと。

 

 それから自分に付加価値をつけようと、いろんな人と会っていろんな経験をしました。それをずっとやってたら “好奇心という癖” がついた。

 

 いま思うのは好奇心ってすごい能力、才能だなって。よく “アンテナ” って言いますけど、勝手に何かを受信するわけがない。好奇心で、自分から向かっていくんです」

 

(3)「やろうと思った」と「やった」のあいだには……
「30代のとき、品川祐くんが小説『ドロップ』を書いたころ一緒に仕事をしていて、ご飯に行ったときのことです。

 

『小説を書いたら、“俺も書こうと思ってたんだよ” って言われた。でも、“やろうと思った” と “やった” のあいだには、めちゃくちゃ太い川が流れてるんだよ』と、品川くんが言ったんですよね」

 

 2人は同い年。小説を書くことの大変さを知っているからこそ、鈴木には、その言葉が身に沁みた。

 

「彼が “書いた” という事実と、“書こうと思ってた” 自分の差が悔しくてね。ダイエットもそうですけど、やろうと思ったけどやってないというのが、世の常じゃないですか。でも品川くんの言葉でハッとさせられて。

 

 僕にも、やろうと思ってやれてないことはたくさんあるけど、やっていることもたくさんあります。行動に移すことが、非常に大きい。行動しないことには始まらないんです」

 

 

 スマホに詰まった次の “やろう”。今度は何が飛び出てくるのだろう。

すずきおさむ
1972年生まれ 千葉県出身 大学在学中の19歳で放送作家デビューし、以来人気番組を多数担当。妻は森三中の大島美幸

 

(週刊FLASH 2020年7月28日・8月4日号)

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