【高校野球】中央学院高・大谷拓海 “本家”に負けないポテンシャル
【高校野球】中央学院高・大谷拓海 “本家”に負けないポテンシャル
中央学院のエースで四番の大谷は明徳義塾高との2回戦、5失点で敗戦投手となったが、8回には左翼席へ2ランを

中央学院のエースで四番の大谷は明徳義塾高との2回戦、5失点で敗戦投手となったが、8回には左翼席へ2ランを放っている

 これも何かの縁かもしれない。日本ハム・大谷翔平がメジャー挑戦を正式に表明した11月11日、神宮では「本家・二刀流」を彷彿とさせる「四番・大谷」が躍動した。

 第48回明治神宮野球大会の2日目、高校の部で中央学院高・大谷拓海(2年)が明徳義塾高との2回戦で先発。8回5失点で敗戦投手となったが、その悔しい思いをバットにぶつけ、8回に持ち前のフルスイングで2ランを放ち、意地を見せた。試合は明徳義塾高が5対3で勝利している。

 その弾道が驚愕だった。左打席からの逆方向の一発は、高校通算23本塁打。このうち約4割は中堅から左というから、スラッガーとしての可能性を感じずにはいられない。好きな打者はソフトバンク・柳田悠岐と言うのも十分、うなずける。

 50メートル走6.1秒、遠投103メートルのポテンシャルは投手としても才能豊かだ。最速145キロでスライダー2種類、フォーク、カーブ、カットボールと変化球の精度も高く、今秋は初めて関東大会を制した。

 実はこだわりがあるのは投手だという。小、中学時代は外野手がメーン。高校進学の際に中央学院高からは「投手で」との勧誘があり、大谷が進路先として迷うことはなかった。

 相馬幸樹監督は言う。

「まだまだノビシロがある。あと3カ月、4カ月でどれくらい伸びるか。命運がかかっている」

 来年3月のセンバツ出場は確実であり、中央学院高にとっては春夏を通じて初の甲子園となる。“本家”にも負けない「四番・大谷」の成長が楽しみだ。

文=岡本朋祐 写真=井田新輔
(更新日:2017年11月13日)

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