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バチカンが巨人の存在を隠蔽しているという陰謀論が証拠画像付きで発信されるも、瞬時にコラだと見破られる

カラパイア

巨人に関する陰謀論が再燃
バチカンが巨人の存在を隠蔽?image credit:Reality is the only check I get

 いつの世でも、まことしやかに囁かれる陰謀論。世界情勢が不安定になればなるほど勢いが増し、ネット社会によりあっという間に拡散される。

 かわいげのある都市伝説も、特定の組織や政府の利益に繋がった策謀と絡められて、陰謀論へと発展してしまうこともある。巨人伝説もその1つだ。

 最近ネット上で話題となっていた陰謀論は、バチカンが巨人の存在を隠蔽しているというものだ。その理由は、人類進化論を覆えされるとまずいからだそうだ。証拠とされる画像も上がっていたが、コラ(フェイク)であることが判明している。『Ifl Science』などが伝えている。

発端はスミソニアン博物館の巨人隠蔽という嘘ニュース


 今回広がったこの陰謀論を紐解くには、数年前ネットで広がったニュースを知る必要がある。

 2014年12月、スミソニアン博物館が全米各地で発掘された巨人族の「骨格標本を破棄したというニュース」が流れた。その理由は、巨人族の存在を公にすると、歴史の根幹が揺るがされてしまう。人類進化論を守るために行ったのだという。

 実はこれフィクションである。発信元の「World News Daily Report」は、日本でいう所の虚構新聞のような、”実際にありそうで実は存在しない”ネタをニュースにしている風刺サイトである。
 
 だが、それを知らずにロシアを中心に世界各国で翻訳版が拡散、さらにそれを英語圏のサイトが再翻訳することで、事実として広まってしまったようだ。
 
 それから6年後の今、人々がこの嘘ニュースを忘れかけていたところに、更なる尾びれがついて陰謀論が再燃したのである。陰謀論はバチカンを巻き込んでいく。


バチカンがスミソニアンと共同で巨人隠蔽という陰謀論に発展


 今年7月20日にあるTwitterユーザーのツイートが、巨人伝説に対する陰謀論に再び火をつける結果となった。

 投稿コメントには、カトリックの総本山であるバチカンとスミソニアン博物館が巨人の骨を廃棄したとあり、証拠の画像も添付されている。

数千人が発見したと言われる巨大な骸骨。バチカンとスミソニアン博物館はそのほとんどを破壊し、一部を海底に廃棄した。なぜなら、それを公開することは類人猿からの人類の進化と矛盾するからだ。あなたは、何を信じる?


画像がフェイクであることを瞬時に見抜かれる


 今は画像加工が簡単にできるという利点もあるが、それを見破れる人が増えたのも事実だ。その画像は直ぐにフェイクであることを見抜かれる。

この画像の仕上がりが全ての証拠となっているよね。

このレベルじゃあ、私のデザインクラスは卒業できないな。

これがフェイクでなくて何なの?

ひどい編集の仕方はごまかせないよ。

これ、2013年のフォトショのコンテストに出典されていたやつだよ。

こうしたデマは、20年前に暴露されているはずだけど。


果たして巨人は存在するのか?


 こうして「バチカンによる巨人隠蔽」という陰謀論はフェイク画像が発覚したことで失速していったが、果たして人はどこまで大きくなることが可能なのか?以下の動画が参考になるかもしれない。


How Big Can a Person Get?

18メートルという、通常の人間のほぼ10倍の身長の巨人が存在していたという説があるが…。

人間をスケールアップさせると、筋肉と骨の断面が直角になる一方で、大きさに比例して堆積が劇的に増加する。

18メートルの身長を支えるためには、骨格や筋肉は普通の人間の100倍の支えを必要とする作りになり、サイズそのものは1000倍にもなる。

 この動画の説明が正しいとすれば、上のコラ画像にあるような巨人は、骨がその体重を支え切れず粉々に砕けてしまい、存在することすら不可能ということになる。

 だがちょっと待ってほしい。逆に偽物が多く出回ることで、真実が覆い隠されてしまう可能性はないだろうか?

 いるわけないよな…と思いながらも、0.001%の可能性にかけ、『川口浩探検隊』をワクワクしてみていたあの頃の胸のときめきは失いたくはない。

 巨大なものに対する憧れが生きる原動力になったっていいよね?
 

Nephilim Anunnaki and the Sumerian giant skeletons
written by Scarlet / edited by parumo

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