浜崎の母親は石田に「壱成さんがあのとき、ひと言いってくれなかったら、私たちは今頃どうなってたかわかりません。本当にありがとうございました」と泣きながら感謝してきたという。
いしだはドラマ撮影が終わると、共演者らと毎晩のように音楽関係者が集まるクラブに行き、そこに浜崎も訪れるようになった。
当時について、いしだは「(浜崎)本人的には女優はやりたくない。歌でいきたいみたいなことで、いろんな人とつながっていって。そのなかに松浦さんがいた」と、その店でエイベックス会長・松浦勝人氏と知り合ったという。
広告の後にも続きます
その後、歌手として大成した浜崎について「『あーよかった』って横にいた僕たちは思ってます。しんどい時期を知ってるから」と安堵したことを語っていた。
ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)でも描かれた浜崎の女優から歌手への転進。その影にいしだのアドバイスがあったのだ。