
『写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ』
「さすがニューヨークのエース。僕なんか相手にしてもらえませんから」
2017年6月、メジャー初対決となったダルビッシュ有(31)と田中将大(28)。その試合後のこと。ダルはマー君に連絡を入れたが、応答なし。それを記者におもしろおかしくボヤいたのが冒頭の言葉だ。それほど2人は仲がいい。
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「きっかけは北京五輪のとき。ダルが田中に球種を教える姿が何度も見られ、以来兄弟のようにつき合ってきた。 田中はダルにツイッターでしょっちゅうイジられている」(担当記者)
そんな2人は今季、同じように苦しんでいた。ダルは7月終了時点で6勝9敗防御率4.01。2015年に受けたトミー・ジョン手術の影響が疑われていた。
一方、田中も好不調の波が激しく、ヤンキースのジラルディ監督は、「今季のタナカはまったく安定していな い」と、失格の烙印を押される始末。