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「CQCQ」ってどういう意味? 『神様、僕は気づいてしまった』が歌う話題のドラマ主題歌

UtaTen

一度聴いたら頭から離れないキャッチーで疾走感のあるメロディーに、中性的な歌声と鬼気迫るような緊迫感のあるサビ。わー、次どうなっちゃうの!?的な所で毎週タイミング良く流れ、ドラマを盛り上げていた。


ちなみにバンド名と楽曲タイトルを逆に捉えてしまっている方が多いようなので、先にお伝えしておくと、楽曲のタイトルが「CQCQ」で、歌っているバンド名が「神様、僕は気づいてしまった」である。

独特なバンド名 「神様、僕は気づいてしまった」


神様、僕は気づいてしまったは、2016年より活動を開始した4人組ロックバンド。略称は神僕(かみぼく)。この「CQCQ」で今年5月にメジャーデビューしたばかり。また、メンバーの詳細なプロフィールや顔などは一切公開されておらず、その正体は謎のベールに包まれた、いわゆる覆面バンドである。


そんなミステリアスな彼らの楽曲「CQCQ」の歌詞は、ドラマ同様、許されない恋に突き進む主人公の人生を航海や船旅にたとえ、時に切なく、時に激しく、まるで感情の荒波にもまれているかのようにドラマティックに描かれている。そもそもこのタイトルの「CQCQ」ってどういう意味なの?と疑問に思っている方も多いと思う。私も最初彼らの造った造語かと思っていたのだが、調べてみたら実際に存在する言葉だった。


「CQCQ」とは、無線通信で不特定の相手を呼び出す時に使うコールサインのことで、call to quatersの略らしい。


不特定の相手を呼び出すサインを使って、一体誰に何を知らせたかったのだろうか。
サビの歌詞を見てほしい。

神様、僕は気づいてしまった「CQCQ」



――――
“どうか
どうしたってなれない夢ばっかを選んで
どうにだってならない嘘なんかを吐いて
買い被った不完全な沈没船を救ってよ
どうか
もう終わってしまったんだって命を投げ捨て
もう嫌だって頬を伝った遭難信号に 気付いて
合図したシーキューシーキュー 聞こえますか”
――――

「買い被った不完全な沈没船」は、許されない恋を選んだダメな自分のことを、そして「頬を伝った遭難信号」は、自己嫌悪に陥って流す絶望の涙を指しているのだと思う。


たとえ不倫であろうと諦めることは難しい



――――
叶わない夢ばかり追って、どうにもならない嘘を吐いて
きっとこれが真実の愛なの、と許されない恋に落ちていくダメな私を救ってよ
もう私達の関係は終わってしまったんだと、抜け殻のようになって
なんてバカなことしたんだろうって、絶望の涙が頬を伝う
お願い気付いて、シーキューシーキュー 聞こえますか 助けてください
――――

後悔と自己嫌悪。
助けてほしい、お願い気付いて、と必死で悲痛な心の叫びを訴える。助けを求める相手は許されない恋の相手だろうか?それとも古くからの友人?職場の上司?

私はどれも違うと思うのだ。このドラマのように、結婚後に恋をして、好きになった相手も実は結婚していて、でもそれを知った時はもう手遅れで、仲の良い友人に不倫なんか絶対ダメと何度も正しい道へ戻そうと、私に救いの手を差し伸べてくれたのに、私はその手を振り払い、許されない恋に走ってしまった。


きっと誰が止めようと、本気で人を好きになったら、たとえそれが不倫であろうと諦めることは難しいのだ。もしそれを簡単に諦めることができたのだとしたら、世の中にここまで不倫が横行することはなかっただろう。誰かが遭難信号のサインに気付いて、助けようと試みても結局その沈没船を救うことはできないのだ。


じゃあこの沈没船を、主人公を、救うことができるのは一体誰?

この歌詞の主人公はもうとっくに気付いている。
沈みゆく船の中で、この後悔と絶望の荒波から唯一自分を救えるのは、自分自身だけなんだということを。自分の意思でこの荒波(不倫でいうところの泥沼)から抜け出そうとしない限り、自分が助かる術はないということを。


大事なことを思い出させてくれる深い楽曲 CQCQ


最後の2行の歌詞に、この曲に込めた強い想いを感じた。

――――
落っことした本当の自分
ふいに 遂に 消えかけたシーキューシーキュー 聞こえますか
――――

「落っことした本当の自分」とは、不倫に突っ走る前の純粋で、真っ直ぐ生きていた頃の自分を指しているのだと思う。その頃の純粋で真っ直ぐな自分の心を呼び覚まそうと、沈みゆく船の中で必死で自分自身に呼びかけ続ける。

シーキューシーキュー 聞こえますか お願い 目を覚まして、と。

シーキューシーキューと呼びかけていた相手、それは自分自身、「落っことした本当の自分」だったのではないだろうか。

自分自身としっかり向き合うこと。そうすればいつかきっと、また新たなスタートを切れる日が必ず来る。そんなメッセージを私は感じ取った。

ドラマ主題歌として華を添えただけではなく、大事なことを思い出させてくれる深い楽曲だ。


メジャーデビュー曲でドラマの主題歌に抜擢され、話題をさらった新人ロックバンド、神僕。

これからどんなバンドに成長していくのか、今後の活動に期待したい。



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