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投手本格専念2年で最速151キロ。高卒でNPB入りを目指す氏家蓮(大崎中央)

高校野球ドットコム

 今、夏の大会へ向けて急激に注目度が上がっている投手が大崎中央の氏家蓮だ。171センチと小柄ながら最速151キロを計測。自粛明けの6月以降の対外試合ではスカウトが視察に訪れている。

 その氏家の歩みを振り返ると、小・中学生から誰もが羨むようなスーパーな才能を持った投手ではなかった。大崎中央の3年間が氏家を変えたと言っていい。そんな氏家の決意に迫っていく。

中学時代は捕手がメイン。1つの試合が運命を変える

氏家蓮

 投球練習では滑らかな体重移動から次々と回転数の高いストレートを投げ込む氏家。そのストレートの勢いは高レベルで、多くのスカウトが視察するのも頷ける。

 そんな氏家。投手をしっかり専念したのは高校からだというのだ。大崎中央から近い栗原市出身の氏家は小学校4年から野球を始め、遊撃手・捕手を兼任。小学生の時に東北楽天が日本一を達成。日本一の原動力となった田中 将大に憧れを持っていた。

 そして栗原西中に進むと、主に捕手としてプレーし、投手としてマウンドに登ることはごくまれだった。チームとしては上位に勝ち進む程の実績は残しておらず、同級生には3人しかなかった。もちろん氏家自身、強豪校でプレーすることは全く想像していなかった。

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 ただ栗原市の選抜に選ばれたことがターニングポイントとなる。捕手として出場していた氏家だったが、1~2イニングだけ登板したのだ。その時、たまたま見ていたのが大崎中央の平石朋浩監督だった。
 「投球を見ていたのですが、その時投げ込んでいたボールを見て、まさに原石だなと感じましたね。後に捕手がメインだと知って、投手としてぜひと声をかけました」

 氏家にとって強豪校の監督からこうした声をかけられたことは感激だった。
 「本当に嬉しかったですね。こんな自分をとってくれる学校があるんだと思って感動したことを覚えています。」

 中学時代、捕手中心だった氏家は高校で本格的に投手専念。初心者の立場として変わりなく、平石監督の教えを貪欲に吸収していった。また大崎中央が東北大会に出場した時のエースが投手コーチに就任しており、そのコーチのフォームを真似たり、吉田 輝星(金足農-北海道日本ハム)のフォームを参考にしたり、投手としての基礎を固めていった。

 1年秋には主力投手へ成長し、県大会を勝ち抜き、東北大会に出場。球速は入学時から5キロほどアップし、135キロ程度だったが、1回戦では青森山田・堀田 賢慎との投げ合いを制し、1勝を挙げている。

 171センチで、細身の体型といえる氏家が球速を伸ばすことができたのは、フォーム固めをしっかりと行ったこと。さらにトレーニングも野球につながる動作的なトレーニングを中心に行った。

 そうした積み重ねで、2年秋には145キロに到達。県内屈指の速球投手へ成長していった。

プロ野球選手となって甲子園のマウンドで投げる!

氏家蓮
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