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MLB最高の選手は誰だ! 投手総合能力値ランキング1位~5位。打者を圧倒する無敵の怪腕たち(2019シーズン版)

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MLB最高の選手は誰だ! 投手総合能力値ランキング1位~5位。打者を圧倒する無敵の怪腕たち(2019シーズン版)

【総合5位】ウォーカー・ビューラー


 
 デビューから3年目にして、常勝軍団ロサンゼルス・ドジャースの右腕エースを張る25歳。18年に頭角を現すと、昨季は14勝をあげてトップクラスの仲間入りを果たした。
 

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 キャリアハイの14勝を挙げた他、投球回182回1/3はチーム1位までわずか1/3差という好成績だった。また、K/BB(四球1つ当たりの奪三振数)は5.81でMLB7位。デグロムら並みいる好投手を抑え、制球力と奪三振能力を示す指標で上位にランクインした。
 
 全身を使ったフォームから、平均96.5マイル(約155キロ)の直球をおよそ半数の割合で投げ込む。その他はスライダー、カットボール、カーブをバランスよく操り、的を絞らせないスタイルだ。シンカーやチェンジアップも時折、アクセントとして用いる。
 
 ドジャースは、今季最優秀防御率の柳賢振投手、前田健太投手らが流出。新戦力の上乗せもあるが、クレイトン・カーショウ投手も近年本調子ではない。そんな中、大きな期待と責任を背負うのがビューラーとなりそうだ。若き右腕はチームを頂点に導けるだろうか。

【総合4位】チャーリー・モートン


 
 度重なる怪我を克服し、ついに才能を大きく開花させている先発右腕。代名詞の鋭いカーブを武器にゴロアウトを量産し、チームの大躍進の原動力となった。
 
 MLBで12年目、36歳で迎えた今季は、16勝(リーグ5位)、防御率3.05(リーグ3位)、奪三振240(リーグ5位)など、主要部門でのキャリアハイを更新。被OPS(出塁率+長打率)なども年々良化しており、年を追うごとに進化を見せている。
 
 最も多く投げた球種は前述のカーブで、鋭い変化で打者を翻弄した。勢いのある直球やカーブと逆方向に変化するシンカーも冴えわたった。やや低い位置からのスリークォーターのフォームは独特で、自在に投球を操る老獪な投手だ。
 
 年齢はネックになるものの、テクニカルな部分では若い世代に一切引けを取らないモートンは、さらに成績を伸ばしていけるだろうか。タンパベイ・レイズには今季から筒香嘉智外野手が入団。日本のファンもモートンの投球を目にすることが増えそうだ。

【総合3位】ジェイコブ・デグロム


 
 2年連続ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞と波に乗る右腕。チームの大黒柱として今季も活躍した。また、左打席から放つ美しい本塁打も注目を浴びた。
 
 防御率はリーグ2位、奪三振とWHIP(1イニングごとに許した出塁の平均)は同1と、投球の質はMLB最高クラス。一方でわずか11勝(リーグ18位)の“悲運”ぶりも有名だ。今季は2本塁打と自身の打席でも活躍したことも合わせ、不思議な存在となっている。
 
 躍動感のあるフォームから投げ込まれる速球は平均96.9マイル(約156キロ)。鋭いスライダーの最速が155キロ近くを記録するなど、異次元の馬力を誇った。主とするのはこれにチェンジアップを加えた3球種ながら、質の高さと投球術で打者を寄せ付けなかった。
 
 伝統的な成績よりも、投球自体の質を重視する現在のトレンドを大きく後押ししているデグロム。『スタットキャスト』などによって細かなデータが得られる現代MLBではお手本とされる一人だ。今季こそは勝ち星も積み上げ、チームの躍進を支えたい。

【総合2位】 ジャスティン・バーランダー


 
 エースは今季も進化が止まらなかった。世界一には惜しくも届かなかったが、圧巻の投球は衰え知らず。自身3度目のノーヒットノーランを達成するなど、充実の1年となった。
 
 勝利数、投球回、WHIP(1イニングごとに許した出塁の平均)、被打率でMLB全体のトップに立ち、2011年以来となる自身2度目のサイ・ヤング賞を受賞。同僚のゲリット・コール投手と並び、今季最高の先発投手としてワールドシリーズ進出に貢献した。
 
 投球の中心となるのは、回転数が高くホップする感覚を与える速球と、同じ軌道から鋭く落ちるカットボール気味のスライダー。このコンビネーションの軌道から打者の目線をずらす大きなカーブや、“理不尽な”変化を見せるチェンジアップも有効だった。
 
 36歳という年齢にして球界のトップを走るバーランダーは、2020年も衰え知らずの1年を送ることができるだろうか。揺れるチームの精神的支柱として右腕を振るい、2017年以来の世界制覇を目指す。

【総合1位】ゲリット・コール


 
 2008年に意中のニューヨーク・ヤンキースの指名を受けるも、成長のための進学を選んだ右腕。シーズン後にFAとなり、投手史上最高となる9年約355億円で遂に名門の一員となった。
 
 防御率2.50、奪三振326はリーグトップ。勝利数、WHIP(1イニングごとに許した出塁数の平均)、被打率では同僚のジャスティン・バーランダー投手に次ぐリーグ2位だった。5月22日(日本時間23日)以降のシーズン負けなしと、圧巻の1年だった。
 
 査定した能力値ではすべてがトップクラスとなった。試合終盤にも160キロ近くを記録する速球に加え、スライダーやカーブ、チェンジアップなどの変化球も超一級品。奪三振率13.82という信じられない数字で打者を圧倒し続けた。
 
 直近10年間リーグ制覇から遠ざかる“名門”ヤンキースが最も期待するのは、ポストシーズン(PO)での勝負強さだろう。コールは今季のPOで5試合に登板して4勝1敗、防御率1.72。重圧のかかる新天地で同様の数字を残せるか、世界の注目が集まっている。
 
 
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