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太陽様、ありがとう!ソーラー電池&ダブルパネルが画期的だった1982年発売の電子ゲーム『秘境アマゾン』を見つめ直す

インサイド

太陽様、ありがとう!ソーラー電池&ダブルパネルが画期的だった1982年発売の電子ゲーム『秘境アマゾン』を見つめ直す

こんにちはSUKESANです。

インサイドさんでは、海外版ファミコン「NES」の不思議な世界や、レトロゲーム関連のガジェットを取り上げる連載をしております。今回はレトロ枠ということで、僕がNESと同様にマニアでもあります、「電子ゲーム」を紹介してみます。

その前に、電子ゲーム(LSI,LCDゲーム)って何?
おそらく昭和後期~平成生まれの方は「電子ゲーム」と言っても何のこっちゃか、分からないと思いますので簡単に説明を。電子ゲームというのは主に、テレビモニターを使ったファミコン等のゲームが流行る前に世界的にブームになった携帯型のゲームのことを指します。

中でも任天堂の『ゲーム&ウオッチ』は爆発的なヒットを記録し、同社はその予算でファミコンを発売する流れになりました。このゲーム&ウオッチのキャラクターは『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでも『Mr.ゲーム&ウオッチ』という名で登場していますのでご存知の方は多いのではないでしょうか?

そして任天堂のヒットに他メーカーも黙っていません。バンダイやトミーといった玩具メーカーも次々に電子ゲームを発表しました。しかし、デザイン面やゲームの完成度において、なかなか『ゲーム&ウオッチ』を超えるものは出て来なかったのです。

今回紹介するのは、『秘境アマゾン』

今回紹介させていただくのは、バンダイから1982年に発売された『秘境アマゾン』です。

当時は各社、なんとか任天堂の『ゲーム&ウオッチ』に勝とうと様々な戦略を練っていました。そんな中、バンダイの「LCDシリーズ」の一つとして、「ソーラーパワーシリーズ」が登場します。


この作品、何が凄いってその名の通り、ソーラー電池で動いてしまうのです。太陽ならくっきり、そこそこ明るい蛍光灯でも遊ぶことができました。つまり…電池が要らなくなったのです!これは当時、とても画期的。今のように100円均一で電池が気軽に買えなかった少年たちには朗報でした。

ちなみに、このソーラーダブルパネルシリーズは、『Mr.フランケン』や『悪霊の館』、そして今回紹介する『秘境アマゾン』と少々オカルトチックなものが題材になっています。

それでは無限の電源を手に入れたところで、実物の紹介に入りましょう!


こうやってポケットに入れてオシャレ(?)に持ち歩けるサイズ。そして明かりがあればどこでも遊べるという心強さ。本体は任天堂のDSのように、パカっと蓋を開けるような感じになっています。とは言え、上部はソーラーパネルですが。

本作は、ダブルパネルという方式を採用。従来の液晶電子ゲームは1層の画面内で記号の明滅を駆使し、ゲームの進行を表現していたのですが、ダブルパネルはその画面が2層になりました。そのため進行によって、全く違う画面パターンに切り替えられるのです。


まず、この原始人や生き物の攻撃を抜けて洞窟へ向かうのが1パターン目。


そして、洞窟に潜入しコウモリや氷柱の攻撃を避けながら財宝を探すのが2パターン目となります。先ほどの画面とは全く違いますね。これこそがダブルパネルの売りだったのです。

それでは恒例の接写(マクロ撮影)写真の数々です。






よく見ると、ソーラーパネルシリーズの説明書には「ソーラー発電の仕組み」まで掲載されています。


ゲームの説明書に、「原子」とは「半導体」という単語が並ぶこの違和感……。


ひとつのガジェットでひとつのゲームしかできないなんて現代では考えられませんが、逆に今それがすごくカッコよく感じます。これを電車の中でやっていたら、注目の的になること(色々な意味で)間違いない!

それではまた!SUKESANでした。


ちなみに、現在私SUKESANは普段はとっても真面目な広告動画クリエイター等をやっているのですが、なぜか現在、色々な意味で話題のTKO木下さんと彼のYouTubeチャンネル内において、ゲームコンテンツに出演、ディレクションをしております。よろしければご覧ください。


■著者紹介:SUKESAN元ファミ通の編集者、現在はCM、番組ディレクター・プロデューサーとして活動中。新垣結衣をはじめ、アイドルやタレントのピアノ・歌の講師でもある。
《SUKESAN》

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