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MLB最高の選手は誰だ! 野手総合能力値ランキング21位~25位。21歳のスラッガー、強打の遊撃手たちも(2019シーズン版)

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MLB最高の選手は誰だ! 野手総合能力値ランキング21位~25位。21歳のスラッガー、強打の遊撃手たちも(2019シーズン版)

【総合25位】フアン・ソト

 
 ナショナルズの球団初の世界一に貢献した21歳のソト。鮮烈なデビューからシーズン終了まで活躍した1年目に続いて、昨季はメジャー2年目ながら150試合に出場してさらなる進化を遂げ総合25位に入った。
 

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 150試合のうち130試合でクリーンナップ4番を任され、153安打、32二塁打、34本塁打。これらはもちろんキャリアハイで、長打率.548で「長打力」は91点をマークした。132三振で三振率が20%と高くなったが、一方で四球を108個も選んだことで出塁率4割を超えた。
 
 自身で決める能力と、つなぐ能力を兼ね備えた「理想的な4番」といえる。とはいえ三振数が減ることは走者の進塁とともに得点力につながり、エンゼルスに移籍したアンソニー・レンドーン内野手の穴を成績で埋めることにもなりそうだ。
 
 課題は三振の数と74点だった「走力」。スプリント能力を劇的に高めることは難しいが、2018年から7個増え12個となった盗塁数の維持とともに、走者としても次の塁を狙う意識を高め二塁打の数をさらに増やしていきたいところだ。

【総合24位】ユリ・グリエル

 
 アストロズ加入後4年間のグリエルの活躍ぶりはいずれもチームの大きな力となっているが、昨季はその中でも最も貢献したシーズンであったと言える。総合24位タイではあるが、一塁手としては最高位だ。
 
 グリエルの打撃で最も投手を困らせるのは、三振の少なさ。キャリアで最も多い144試合、612打席の中で三振数は65個、三振率は10.6%と類い稀な低さを誇っている。打率も2年目の.299に次ぐ.298と3割に迫っていたことから、「コンタクト力」は94点と高い水準となった。
 
 また、自身最多168安打に加えて、これまで最多だった2017年の18本塁打を大きく上回る31本塁打。二塁打も40本も突破したことで長打率.541となり、「長打力」も90点に達している。得点圏打率も.301で「勝負強さ」は85点と高く、錚々たる強力打者の中でも中心打者の役割を全うした。

【総合22位タイ】ジョシュ・ドナルドソン

 
 オフにブレーブスからFAとなり、4年契約でツインズに移籍したドナルドソンが総合22位タイ。その高い能力からFA市場では多くの獲得球団が現れ引く手あまただったが、自身2年ぶりとなるア・リーグの新天地、それも昨季の中地区覇者に加わった。
 
 ドナルドソンの特筆すべき能力は長打力と守備力だ。昨季三振の数は自己ワーストの155個で三振率も23.5%と高かったが、2018年は故障に苦しみ8本に終わった本塁打は、キャリア2番目に多い37本と復活。最近5年で4度目のシーズン30本塁打以上と安定し、長打率も.521と高いことから「長打力」は86点となった。
 
 三振率が高い一方で、昨季選んだ四球はメジャー7位、ナ・リーグ3位の100個。したがって出塁率も.379と高くなり「出塁能力」は長打力を上回る91点を稼いだ。
 
 守備ではホットコーナーの三塁でDRS+15と手放しで喜べる数字をマーク。失策こそ13個あるが、ベアハンド(素手)での捕球から強権によって矢のような伸びをする送球はファンを魅了する。攻撃だけではなく、自身ジャンル別最高の得点となる93点を叩き出した「守備力」にも注目だ。

【総合22位タイ】ザンダー・ボガーツ

 
 かつての球団若手最有望株であるボガーツが、着実に成長を重ね、ついに主力選手としてキャリアハイの時を迎えた。総合22位タイではあるが、昨季の活躍はレッドソックスの未来を担う1人として今後のさらなる進化を期待させた。
 
 出場試合数は155試合でキャリア3番目の数字にとどまったが、その中でも190安打を放つとともに自身最多の33本塁打、117打点。打率.320をマークした2015年に勝った点として特筆すべきは出塁率と長打率だ。四球の数は当時の32個から76個に増え、二塁打の数は35本から52本に増えた。
 
 これにより、出塁率.384で「出塁能力」は92点、長打率も.555となり「長打力」は93点。いずれもキャリアハイとなった数字とともに総合的な攻撃力を示す指標OPSも.939と初めて9割を超え、充実の一言だった。
 
 しかし、課題もある。それは規定打席到達選手の中で最も悪いDRS-21を記録し47点となった「守備力」。DRSで言えば、メジャーデビュー後プラス数値だったのは三塁と遊撃を計17試合守った新人時代の2013年のみだ。以降マイナスの数値が続き、最近4年間は-10、-11、-19、-21と悪化の一途をたどっている。
 
 守備の要の1つである遊撃として昨季の失策は13個。守備機会が多いため守備率こそ高いが、防げる点を着実に防ぐことでせめて“及第点”と言える守備力を備えたい。

【総合21位】ハビア・バイエズ

 
 総合21位となったバイエズにとって、昨季は不本意なシーズンになった。2017年以降は3シーズンにわたって負傷者リストに入ってはいないが、2018年に160試合に出場した一方で昨季は138試合の出場にとどまったからだ。
 
 それでも、打率が前年に比べて9厘落ちた他は出場した試合でしっかりとチームの中軸打者として働いた。30本塁打には届かなかったが、29本塁打はキャリア2番目に多い数字で長打率も.531。試合数が少ないため安打数が少ないが、「長打力」としては88点をマークした。「勝負強さ」も89点と高いことから、チームの得点源の役割を果たしている。
 
 盗塁数は10個減ったものの、高いスプリント能力から「走力」は90点。守備ではDRSが規定打席到達選手では7位タイとなる+15と優秀な数字を残し、「守備力」は93点となった。
 
 走攻守それぞれの高いポテンシャルは維持しているだけに、今季は最低でも150試合以上に出場して個人成績を伸ばすとともにチームにさらに貢献したい。

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