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自衛隊22万人を指揮する「統合幕僚長」愛称はドラえもん

SmartFLASH

「ドラえもん」は、昔から優秀だったわけではなかった。防衛大学校の同期生は、「昔は、ドジでのろまな奴だった」と振り返るが、こう賞賛する。

 

「トップになるなんて、同期の誰も思わなかった。入学時の成績はパッとしなかったのに、土日に我々が遊んでいるときも、河野は学校に残って勉強していた。海上自衛隊幹部候補生学校の卒業式で、成績優等者5名のなかに入り表彰されていた。相当な努力家だよ」

 

 防大の7期先輩であり、元上司だった第2代統合幕僚長の齋藤隆氏は、こんなエピソードを明かしてくれた。

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「彼が防衛課にいたとき、就任が予定されていた護衛艦『おおよど』艦長についての勉強をしていたんです。私が、『次のことを今やるな。今の仕事を全力でやれ』と言うと、血相を変えて『ちゃんとやってます!』と食ってかかってきた。自衛官なら、先輩に注意されたら、絶対にすぐ謝るもの。芯の強さを持つ、とても珍しい部下でした」

 

 定年を延長してでも、安倍首相が「ドラえもん」と別れたくないのはなぜか。

 

「河野統合幕僚長は、米海軍大学留学経験があり、米国防総省との折衝に長年携わってきた。ハリス米太平洋軍司令官とも昵懇の仲だ。ゆえに、米軍の正確な情報を素早く入手できる。

 

 米空母の『カール・ヴィンソン』が朝鮮半島近海に展開した作戦の狙いが、朝鮮人民軍が備蓄する燃料を消耗させる陽動にあったと、いち早く首相に報告したといわれている」(政治部デスク)

 

 対北朝鮮のミサイル防衛のための日米連携の要ともいうべき人材なのだ。

 

 そんな「ドラえもん」には、意外な弱点がある。

 

「方向音痴。よく道に迷ったりしていました」(前出・齋藤氏)

 

それでも、対北朝鮮防衛政策の方向は、間違えない。
(週刊FLASH 2017年9月19日号)

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