「先延ばし癖」をやめられないのは、性格が原因ではない?!
「先延ばし癖」をやめられないのは、性格が原因ではない?!
『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大平信孝/大和書房)……あぁ、これって「ノートを使うのをそもそも先延ばしにするやつだわ」と極度のめんどくさがりは思うわけですが、本書は違いました。なぜなら「作業」というより、「好きなことをワクワクしながらやれる」方法だったから。
『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大平信孝/大和書房)

『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大平信孝/大和書房)……あぁ、これって「ノートを使うのをそもそも先延ばしにするやつだわ」と極度のめんどくさがりは思うわけですが、本書は違いました。なぜなら「作業」というより、「好きなことをワクワクしながらやれる」方法だったから。

あなたが本当にやりたいことを後回しにしてしまうのは、あなたの性格(面倒くさがり、慎重、完璧主義、注意散漫、楽観的、優柔不断など)が原因ではありません。

 本書では力強く言い切ってくれています。「先延ばし癖」をやめたいのにやめられないのは、そうならないための「方法論」が間違っていたからなのです。

 では、ノートを使ってどのようにすれば、先延ばしはなくなるのでしょうか。

 本書で推奨しているのは2つ。

「ぶっとんだ目標」をつくる
10秒でできることをノートに書いて実行する

 以上、シンプルな2つです。こちらを「継続」させることで、大きな変化が生じてきます。「その『継続』っていうのが、難しいんだよなぁ~」と思われた方、先延ばしを嫌だな、改善したいなと思っているということは、あなたの中に「あきらめ切れない何かがある」ということ。そのためには、ある程度の努力は必要です。とはいっても、「つらい」ことは続きませんので、本書は「継続するためのテクニック」もしっかりと教えてくれています。

 まず、最も大切なのは「目標」を持つこと。この目標は「他人から与えられた数値目標」「努力しなくても達成できそうな目標」「世間一般でいいといわれている目標」では意味がありません。「主体的に自分軸に沿った目標」であり「魅力的であなたが実際にそうなりたいと思う」ワクワクする目標でなければなりません。

 自分の目標は世間体を考えてのものだったと気づいた方も、今は明確な目標がないという方も、まずは思いつくままに書いてみましょう。これは「マジメ」じゃなくてもいいそうです。「いいな、欲しいな、楽しそうだな、やってみたいな、実現できたら嬉しいだろうな」ということを、ひたすら手を動かして紙に書けばいいだけなのです。

 先延ばしに悩む人の大半は、「頭の声」だけに従って生きているとか。「会社の決まりがあるから」「家のローンを返すのが最優先だから」「年齢的に遅いから」などなど、そういった不安は一旦脇に置いて、本心(心の声)から生じる「ワクワクする」ことを「楽しく無責任」に書いてみましょう。それが難しい場合は、悩みや課題といったイヤなことを書き出すのもOKだとか。

 目標を気の赴くままに書き出した後、ブラッシュアップをして、先延ばしを撃退するような行動力の源となる「ぶっとんだ目標」を設定。そして、それを実現させるため、いよいよノートを使っての「目標に向かって行動したくなる『行動イノベーションノート』」を書く段階へ。

 ノートは1日1ページ、2日で見開き1ページを使うだけ。時間にしてもおよそ3分程度。それも習慣化できる気がしない……という三日坊主に自信のある方もご安心を。「ある一つの行動を習慣にするために多くの成功者が実践している方法は、その行動を『自分の好きなこと』や『日常のルーティン』に関連付けること」。ノートを書くのは出勤前、お気に入りの喫茶店で。好きな音楽を聴きながら、など、「行動」と「快」を結びつけることが大切なのだとか。

 具体的なノートの書き方はぜひ本書を読んで参考にしてください。

 気合や努力ではなく、「ワクワク」して「行動したくなる」方法を知れば、「先延ばし」はなくなるはずなのです。そのために必要なのはノート一冊と一日3分。それで人生が変わるなら、お得な気がしてきませんか?

文=雨野裾

(更新日:2017年9月26日)

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