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大谷翔平、鈴木誠也、藤浪晋太郎、田中正義……「94年世代」の現在地

週刊ベースボールONLINE

「94年世代」(94年4月2日~95年4月1日生まれ)はタレントの宝庫だ。俳優の山崎賢人、女優の二階堂ふみ、西野七瀬、水泳の瀬戸大也、萩野公介、バドミントンの桃田賢斗、フィギュアスケートの羽生結弦らが、この世代になる。プロ野球界に目を向けるとエンゼルス・大谷翔平、広島・鈴木誠也と球界トップクラスに上り詰めた選手がいる一方で、復活を目指す阪神・藤浪晋太郎、故障に苦しむソフトバンク・田中正義などの名前も。まだ26歳。彼らの野球人生はこれからだ。


エンゼルス・大谷翔平(写真=Getty Images)

・大谷翔平(エンゼルス)1994年7月5日生まれ

※NPB通算 投手 85試合登板、42勝15敗1ホールド、防御率2.52   
      野手 403試合出場、打率.286、48本塁打、166打点、13盗塁 
※MLB通算 投手 10試合登板、4勝2敗、防御率3.32
      野手 220試合出場、打率.286、40本塁打、123打点、22盗塁

 投手と野手の「二刀流」でプロ野球界に革命を起こした不世出のスター。14年に11勝、10本塁打でNPB史上初の「2ケタ勝利、2ケタ本塁打」を達成。15年に最多勝、最優秀防御率を獲得し、16年にはNPB史上初の投手と指名打者でベストナインに輝き、リーグMVPに選出された。同年に計測した球速165キロは日本人最速記録。メジャー移籍1年目の18年にMLB史上初の「10試合登板、20本塁打、10盗塁」を達成し、新人王に選ばれた。


広島・鈴木誠也

・鈴木誠也(広島)1994年8月18日生まれ

※通算 652試合出場、打率.317、119本塁打、399打点、67盗塁

 鯉の若き主砲は、侍ジャパンで不動の四番に成長した。長距離打者だがミート能力も非常に高く、2016年から4年連続打率3割をマーク。昨年は打率.335で首位打者を獲得した。打撃だけでなく、外野の強肩にも定評がありゴールデン・グラブを3度受賞。俊足でも知られ、昨年は25盗塁をマークした。「トリプルスリー」達成の可能性は十分にある。


阪神・藤浪晋太郎

・藤浪晋太郎(阪神)1994年4月12日生まれ

※通算 128試合登板、50勝40敗、防御率3.25

 プロ1年目から3年連続2ケタ勝利をマークし、阪神のエースから球界のエースへの飛躍が期待されたが、課題の制球力を修正しようと投球フォームに試行錯誤して低迷期に。昨年はファーム暮らしが大半で一軍登板はわずか1試合に終わった。同学年の大谷に負けない潜在能力を持っているだけに、野球ファンは復活を待望している。


広島・西川龍馬

・西川龍馬(広島)1994年12月10日生まれ

※通算 402試合出場、打率.296、27本塁打、140打点、15盗塁

 チームメートの鈴木が「天才」と認める打撃センスの持ち主。広角に打ち分ける打撃技術でパンチ力がある。外野にコンバートされたプロ4年目の昨季に打率.297、16本塁打、64打点と自己最高の成績でレギュラーの座をつかんだ。昨季は一番を務めたが、今年は何番を打つのかも注目される。


阪神・近本光司

・近本光司(阪神)1994年11月9日生まれ

通算 142試合出場、打率.271、9本塁打、42打点、36盗塁

 1年目の昨季は不動のリードオフマンとして活躍。盗塁王を獲得し、セ・リーグ新人記録の159安打をマークした。阪神の「94年世代」は近本、藤浪のほか、木浪聖也、大山悠輔、北條史也、小野泰己と主力として期待される選手が多い。彼らの活躍がチームの命運を握るだろう。


ソフトバンク・田中正義

・田中正義(ソフトバンク)1994年7月19日生まれ

※通算 11試合登板、0勝1敗、防御率8.16

 最速156キロの直球が武器で創価大のときに「アマチュアNo.1右腕」として注目を集めた。16年のドラフト1位で5球団が競合。希望していたソフトバンクに入団したが、度重なる右肩の故障に苦しんでいる。昨季は1試合登板のみ。才能は誰もが認めるだけに覚醒が待たれる。


中日・柳裕也

・柳裕也(中日)1994年4月22日

※通算 47試合登板、14勝16敗、防御率4.04

 明大のエースとして六大学リーグ通算23勝をマーク。2016年のドラフトではソフトバンク・田中、ロッテ・佐々木千隼とともに「大学BIG3」と呼ばれ、即戦力として期待された。1年目は1勝、2年目は2勝に終わったが、3年目の昨季は先発ローテーションを1年間守り、11勝をマーク。右のエースとして今年は15勝が期待される。

写真=BBM

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