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「直虎に対しては“次郎”という呼び方が、一番愛情を持って呼べると思います」小松和重(昊天)【「おんな城主 直虎」インタビュー】

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 武芸に秀でた傑山(市原隼人)と共に、南渓和尚(小林薫)の右腕的存在として、豊富な知識を生かして井伊家の菩提寺・龍潭寺の運営を取り仕切る昊天。“次郎法師”を名乗って出家した当時の直虎(柴咲コウ)の教育係を務め、当主となった今もその活躍を温かく見守っている。演じる小松和重が、中盤を迎えた撮影の舞台裏や、長期にわたる撮影で感じたことなどを語った。

 

-撮影が始まって半年以上たちますが、今のお気持ちをお聞かせください。

 これほど長期間の撮影は初めてですが、ここ(NHK)に来ることが当たり前のようになっているのが、なんだか不思議な感じです。周りの皆さんもいつも同じ人たちがいるので、家に帰って来たようなホッとした気持ちになります。中でも、龍潭寺のセットに入るとすごく安心します。

-昊天を演じる上で、心掛けていることは?

 普段の僕は、昊天とは真逆の性格なので、自分をあまり出さないように心掛けています。普通にしていると俗っぽい部分が出てしまうので、それを抑えるように。傑山とのバランスも考えて、一歩引いた感じの距離感にすることも意識しています。

-墨染めの衣装を着ることで、気持ちも変わりますか。

 そうですね。衣装を着ると、本当に僧侶になったような気持ちになります。簡単なんですね、マインドコントロールって(笑)。自分がすごい人だと思ったら、すごい人になった気になるし、お坊さんの特殊メークをして鏡を見たら、自分が高尚な人間になったような気がしましたから(笑)。

-1人の人物を長く演じることについては、どのように考えていらっしゃいますか。

 最初のころは、少し気持ちを若くして演じようと思っていました。回を増すごとに年は取っていると思いますが、おとわから次郎になった時の差を出すのが、すごく難しかったです。もうこんなに大きくなっちゃった、という時に白髪でも生えていればいいのにと思っても、毛はないし…(笑)。いろいろ考えつつ、自分の中で変化をつけて演じています。



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