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盲導犬ユーザーに聞きました 同伴受け入れ拒否の経験者は半数強に

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 認定NPO法人全国盲導犬施設連合会は、加盟している盲導犬育成8団体の全ユーザーを対象に、不特定多数の人が利用する施設(スーパー、レストラン、交通機関、医療機関、ホテルなど)や公的施設(市民ホール、公立図書館、役所など)で、2019年1月からの1年間に、盲導犬同伴で受け入れを拒否されることがあったか、拒否されたならその場所はどこだったのか、などについてアンケート調査を行った。

 回答のあった643人のうち、昨年1年間で受け入れ拒否を経験した人は336人(52%)に及び、いまだ法律の浸透や視覚障害者への理解が進んでいないことが分かった。拒否に遭った回数を見ると「1回」が94人(28%)、「2、3回」が147人(44%)、「4、5回」が54人(16%)、「6回以上」が40人(12%)で、70%以上が複数回拒否を経験し、1人当たりの平均は2.5回となった。外出頻度の高い人に絞ると72%が拒否を経験、日常の生活圏以外には盲導犬と出掛けない人でも28%の人が受け入れ拒否を経験している。

 拒否に遭った場所を聞くと、飲食店が圧倒的で77%、次いで病院が25%、電車・バス・タクシーなどの交通機関21%、宿泊施設が20%、小売店が15%。他に娯楽施設が8%、図書館、公民館など公的施設が4%となった(拒否経験者336人が母数・複数回答有)。

 拒否の理由としては、「犬は駄目」が62%で抜きん出て多く、「犬アレルギーや犬嫌いの利用客に迷惑がかかる」が46%、「犬は店の外で待たせるなどの条件をつけられた」および、「受け入れの前例がない」が34%と続いた。

 拒否に遭ったユーザーの対応については「その場で自身が説明した」が69%であったのに対し、「何もしないで諦めて帰った」も22%。「盲導犬協会に仲介を依頼した」が25%、「チェーン店なので本部に連絡した」が18%、「役所の補助犬担当窓口へ相談した」も15%だった。

 拒否に遭ったユーザー336人を居住地域別に見ると、三大都市圏とそれ以外の地方との比較では、「三大都市圏」では60%、「それ以外」は47%。さらに首都圏(1都3県)に絞ると68%となり、拒否に遭った人の割合は都市部で高くなっている。

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