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法律相談が成功するための条件と失敗する理由を弁護士に聞いてみた

教えて!gooウォッチ

法律相談には、相談者目線でいくつかの懸念がある。1つ目は有料である点だ。これには賛否両論あるだろうが、本当の問題はそこではなく、お金がかかることで相談者が落ち着いて話をできないのが本質かもしれない。2点目は弁護士の敷居の高さだ。これが拍車を掛ける。そして最後のダメ押しが、そもそも問題を抱えて相談するため、感情的になりやすく、話が一方的になる傾向がある。

「教えて!goo」では「知人に215万貸しましたが返済されません。どう誰に相談すれば良いのでしょうか?」というタイトルで質問が寄せられている。回答者は一様に弁護士に相談するべきと答えているが、弁護士への法律相談を成功させるためにはどのような条件を満たす必要があるのか考えてみた。

■そもそも弁護士に法律相談するべきかどうかの判断は?

今回は富士見坂法律事務所の井上義之弁護士に法律相談を成功させるための条件を聞いてきた。まずは弁護士に法律相談をするべきかどうかの判断について伺った。

「基本的に『悩みがある場合に何でも気軽に相談する』というスタンスがよいと思います。弁護士に相談することで思わぬ糸口が見つかることがありますし、法律を使って解決が難しい場合も弁護士はその旨回答するだけですので、何も気後れする必要はありません。『これは法律ではどうしようもない』と思い込んで手を打たずにいた結果、被害が拡大したり、手遅れになってしまうような事態は避けるべきです」(井上義之弁護士)

悩みの大きさに関係なく相談したほうがよいとのこと。相談によって解決が可能か否か、可能な場合のコスト(時間や費用)を答えてくれるという。避けるべき事態は問題を放置して取り返しのつかない状況になることだという。いざというときのために、気軽に相談できそうな弁護士を見つけておくとなお良いかもしれない。

■法律相談の前に準備すべきこととは

次に法律相談を成功させるための具体的な事前準備を伺った。

「まず最も重要なのは『最終的にどういった状態になりたいか』といった自分自身の希望を整理しておくことです。弁護士は、相談者の希望を出発点として、それが法的に実現できそうか否か、具体的な手段などをアドバイスするので、ある程度、相談者の希望が見えないと適切なアドバイスが困難です。また具体的な準備作業としては、事件に関係する書類のほか、登場人物・事実経過などを簡単にまとめたメモを用意しておくとよいでしょう。弁護士が迅速に事案を把握できますので、より充実した法律相談が可能となります」(井上義之弁護士)

法律相談の事前準備と聞くと、多くの方が関係書類の準備を思い浮かべがちだ。しかし、それ以上に自分がどうしたいのか、どうなりたいのかのほうが重要だというのは、たしかに納得だ。

■法律相談の成否をどうやって判断するべきか

最後に法律相談が成功したかどうかの判断をどのように下すべきか伺った。

「相談者がおかれた事情と希望を弁護士に適切に説明し、法的手段のアドバイスを受けられたケースが、良い法律相談と言えると思います。これに対し、相談者が、最終的な希望を弁護士に伝えることなく、あらかじめ方策を決めて法律相談にのぞみ、弁護士から具体的手順しかアドバイスを受けないようなケースはよくないことが多いと考えられます。その方策が必ずしも希望する解決につながらなかったり、もっとよい解決策が見過ごされる可能性があるからです。要するに、弁護士に最終的な希望を伝えた上でアドバイスを受けたかが重要と言えます」(井上義之弁護士)

■法律相談の落とし穴

最後になるが、弁護士には分野によって経験の有無と大小、得意不得意がある。そして仕事である以上、依頼を受けるかどうかの判断に経済的なメリットの大小は当然影響する。つまり解決可能であっても、メリットが少なければ断られる。そこはストレートにメリットが少ないと伝えてくる弁護士もいるだろうが、解決不可能や多忙などを理由にして断られるケースも有る。

また逆に不得意な分野や未経験であってもメリットが大きいと感じてくれれば受けてくれるかもしれない。ただしその際に未経験であることなどを説明してくれる弁護士もいるが、当然そうでない弁護士もいる。これをどう判断するかは依頼者側の問題となるが、次回はこの辺りについてまた紹介したい。

●専門家プロフィール:弁護士 井上義之 事務所HP ブログ
依頼者の置かれている状況は様々です。詳しい事情・希望を伺った上で、個別具体的事情に応じたきめ細やかなサービスを提供することをモットーに業務遂行しております。お気軽にご相談ください。

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