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【生存確認】令和になっても「牛丼太郎」は生きているのか? ただ1店舗の生き残り・茗荷谷の現在

ロケットニュース24

【生存確認】令和になっても「牛丼太郎」は生きているのか? ただ1店舗の生き残り・茗荷谷の現在

関東地方を中心に展開していた牛丼太郎をご存じだろうか。2012年に経営母体の会社が倒産したのち、東京の代々木と茗荷谷(みょうがだに)の2店舗を残して全店を閉めた知る人ぞ知る牛丼チェーンだ。

残った2店舗は経営者が変わり、名前を「丼(どんぶり)太郎」に変更して営業を継続。しかし、2015年3月31日には惜しまれつつ代々木店が閉店した。あれからおよそ5年──最後の砦である茗荷谷店は令和になった今でも健在なのだろうか。

・(牛)丼太郎との再会

気になるといてもたってもいられないので、東京メトロ・丸ノ内線の茗荷谷駅にやってきた。多分このあたりかなぁ……とグーグルマップに従って歩くと、近場には松屋や なか卯といった牛丼チェーン店が並んでいた。

都内で仁義なき牛丼戦争が勃発するのは珍しくないが、ライフ1の丼太郎のことを考えると何だか不穏な空気を感じずにはいられない。もしかしたらもしかして……あらぬ想像をしながら店舗があると思われる場所へと到着。すると……

そこに丼太郎は……

丼太郎は……あの丼太郎は……

あった!

看板の「牛」が消されているのも健在!!

よかった……そうホッとしたのと同時に、ペロッと舌を出している金太郎のような看板キャラを見ると、当時の牛丼太郎を思い出して嬉しさを感じる。丼太郎……いや、牛丼太郎はまだ生きてる!

久しぶりの再会を喜び、生存も確認。せっかくだから何か食べていくことにした。メニューには看板商品である牛丼(並290円)やキムチ牛丼、牛カレーの定番どころ、あとは納豆丼という変化球メニューもある。そして当然……

牛丼太郎の系譜である「とくとくセット」もバリバリ売っていた。ちなみに「とくとく」はライス大盛り、肉2倍、玉子、サラダ、さらに味噌汁までついて550円。やはり安い!

・蘇る青春

できることなら「とくとく」を食べたかったが、懐かしい味を思い出すため今回は牛丼の大盛り(400円)に生玉子(50円)をつけて注文することにした。店内ではラジオが流れており、昔と同じように気取らない空気だ。

ほっと一息したところで食券を店員さんに渡し、牛丼を待つ。そして「お待たせしました」と牛丼がやってきたら……コレよ〜、コレコレ!

正直、見た目はフツーもフツー。また、味の方も決して脳みそからアドレナリンを強制分泌させるような感じもなく、牛肉なんて少しばかりパサッとしている。だが!

それがいいのだ。ほんのり甘い牛肉が舌に乗ると、そこはかとなく感じる優しさ……それでこそ(牛)丼太郎。背伸びしないところが安心するし、やはり値段以上の満足度が丼太郎にはある!

・これからも元気で

ひとしきり堪能したら玉子で牛肉をしっとりさせ、七味唐辛子をぶっかけてかきこむ。あぁ、お金がない頃よくお世話になったもんだ……。昔を思い出さずにはいられない。

食後、お店の近くでしばし余韻に浸っていたのだが、道ゆく人から「ここ、昔は200円で牛丼を売ってたんだよ」なんて会話も聞こえてきた。やはりみんなが牛丼太郎のことを覚えている。

平成から令和へと時代は流れたなか、牛丼太郎のDNAは今も確かに受け継がれていた。貴重な貴重な1店舗、外観そして牛丼の味と懐かしい気持ちになれるので、この先の時代も続いて欲しいものだ。牛丼太郎よ、永遠に。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 丼太郎
住所 東京都文京区小日向4-5-9
時間 平日6:00〜23:00 / 土曜6:00〜16:00 / 日祝10:00〜22:00

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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