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戸田恵梨香 朝ドラ卒業式で涙…打ち上げ中止も15人だけ集結

女性自身

戸田恵梨香 朝ドラ卒業式で涙…打ち上げ中止も15人だけ集結

都内にあるガラス張りのしゃれたイタリアン・レストラン。3月上旬の夜、平日だというのに、2フロアはほぼ満席。閉店時間の23時を過ぎ、1階の客が帰ってからも、店が閉まる様子はなかった。

 

すると、2階から15人ほどの集団が階段で下りてきた。その中に1人、大きな花束を抱えた女性…目深にかぶったキャップとマスク。戸田恵梨香(31)だった。集団の中には、北村一輝(50)、水野美紀(45)、大島優子(31)、林遣都(29)らの姿もある。NHK朝ドラ『スカーレット』の主要出演者が勢ぞろいではないか!

 

「実は夜7時から北村さんの呼びかけで、キャストだけのささやかな打ち上げが行われていたのです。戸田さんは、この数日前にクランクアップし、大阪から戻っていました。“集まるのは、コロナ問題が落ち着いてからにしようか”という話もあったのですが、多忙な共演者の皆さんの都合がつくのは、もともと打ち上げが予定されていたこの日しかなかったようです」(ドラマ関係者)

 

本誌既報どおり、キャストやスタッフなど、合わせて数百人規模になる『スカーレット』の打ち上げは、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念され、中止に。

 

「クランクアップ時に開かれる報道陣を交えた取材会も非公開となりました。これも異例のことです。打ち上げと取材会の中止を戸田さんは残念がっていましたが、時節柄、仕方ないと気持ちを切り替えていたんです。そんな戸田さんの切ない気持ちは父親役の北村さんがいちばんわかっていたでしょうね」(前出・ドラマ関係者)

 

戸田は、クランクアップ時の会見で、感慨深げにこう話している。

 

「やりきりました。(川原)喜美子という女性を生きることにまったく違和感がなく、自然と家族と一緒に年を取ることができました」

 

そんな彼女を支えてきたのが北村をはじめ、人気出演者の面々だ。

 

《たくさんの人とのコミュニケーションが楽しくて、すごく支え合いながら撮影ができています。もちろん膨大なセリフの量に追い詰められる瞬間もありますが、共演者やスタッフさんの顔を思い出すと頑張れるんです。人の力ってすごいなと日々感じています》(『クランクイン!』インタビューより)

 

現場を離れてからも、出演者同士の絆は強く、LINEのグループも作っているという。

 

「今回の集まりを提案し、お店を選んだのは北村さんですが、ドラマを引っ張ってきた戸田さんにサプライズをしようと、戸田さんには、キャストが大勢集まっていることは隠して、呼び出したそうです」(別のドラマ関係者)

 

呼び出し役を仰せつかったのが、夫役の松下洸平(33)だ。

 

「せめて、川原家の有志だけでも“家族会”をしませんか?」

 

という話でやってきた戸田は店に着くなり、目を丸くしたとか。前述の北村、松下、水野、大島、林のほかにも西川貴教(49)、佐藤隆太(40)、溝端淳平(30)、桜庭ななみ(27)、マギー(47)、TKO木本武宏(48)、本田大輔(41)など、出演者15人が勢ぞろいしていたのだから――。

 

「戸田さんは驚きながらも大感激。花束をもらったときは、いままでの収録がフラッシュバックしたのか、感極まって涙ぐんでいたそうです」(前出・ドラマ関係者)

 

この夜のパーティには、NHKのスタッフも所属事務所のマネージャーもいなかった。出演者たちが個々で集まった『スカーレット』“卒業式”だったのだ。

 

「北村さんは憎めないダメ親父を好演しましたが、現場ではふだんから“お父さん”的な存在でした。実は集まった皆さんも、昨年末、一足先にクランクアップした後で再婚を公表した北村さんをお祝いしたいという気持ちもあったようですよ」(前出・ドラマ関係者)

 

戸田も、喜美子に戻って、「お父ちゃん、再婚おめでとう!」と、祝福すると、会場は笑いであふれていたという。

 

イタリアンでの1次会の後は、近くのバーで2次会へと突入。深夜1時過ぎまで盛り上がり、それから三々五々、タクシーで帰路についた出演者たち。2時過ぎには戸田も北村と大島と一緒にバーを出た。別れが惜しいのだろう。タクシーを止めるために大通りへ向かう足どりがやけにゆっくりだ。

 

北村と大島がタクシーを止め、大きな花束を大事そうに抱えたまま、戸田が乗り込むと、2人は軽く手をあげ、笑顔で見送った。

 

次に、松下、林、本田が大通りに出てきた。松下は、北村と熱い握手を交わし、深々と頭を下げて、タクシーに乗り込む。最後に残った林は、先にタクシーに乗るよう北村から促され恐縮していたが、北村に声をかけられ、笑顔で会釈をして帰っていった。

 

こうして『スカーレット』を彩った“家族”ともいえる仲間たち全員を見送った北村は、少し寂しそうに、うつむきながら歩き出す。しばらくしてから車に乗り込むと、辺りはすっかり静寂に包まれた。

 

北村は『スカーレット』番組HP上でこう力説している。

 

「川原家を見て思うのは、それぞれに間違っていたり問題を抱えていたり、時にケンカをすることがあっても、いつも心はそばにいる。いつだって家族で、ちゃんと向きあって許し合って仲直りする方法を知っているんですよね」

 

戸田にとって、約1年に及んだ朝ドラ収録。そのフィナーレは“家族愛”に包まれた夜だった――。

 

「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載

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