
『逮捕された黒川容疑者(写真提供『女性自身』)』
加計学園問題をめぐる文書の存在が確認された6月14日、ある男性が逮捕された。彼の名は黒川拓哉(32)。
当時15歳の少女を買春した児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いがもたれている彼こそ、安倍昭恵首相夫人(55)のお気に入りの声楽家だった。この日、昭恵夫人は夫か黒川容疑者か、どちらの身を案じていたのだろう。
黒川容疑者は、ボーカルグループ「LE VELVETS(ル・ヴェルヴェッツ)」でバリトンを担当していた。
グループは2012年にメジャーデビューし、2014年には日本レコード大賞の企画賞を受賞。女性からの支持の高さが特徴で、2008年の結成時から著名人のファンも多数存在する。その中に、昭恵夫人がいた。
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「昭恵さんがグループを知ったのは5年ほど前の震災チャリティコンサートだと聞いています。歌声のみならず、メンバーのイケメンぶりにすっかりハマっていました」(内閣官房関係者)
コンサートに足繁く通っていた様子を知る音楽業界関係者が語る。
「『アッキーの都合に合わせて、コンサートの日取りが決まる』とまで言われるほど熱心に関わっていました。ファンの間で彼女の存在は有名でしたね」
森友問題をはじめ昭恵夫人の暴走ぶりに、世間の逆風は止みそうにない。イケメンたちの繊細な歌声は癒やしになっていたのだろう。そんな“心の恋人”の裏切りは、あまりに衝撃的なものだった。事件は昨年12月、被害少女が補導されたことで発覚する。
「買春がおこなわれたのは昨年9月下旬。黒川容疑者がSNSに援助交際を求める書き込みをおこない、それに少女が応えたようだ」(神奈川県警)
被害少女はSNSでやり取りをする段階で、未成年であることを伝えている。だが、一方の黒川容疑者は自分の職業やグループのことについては明かさなかったという。そして2人は川崎市内のラブホテルへ入った。