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野村克也氏だけじゃない京都府北部出身のプロ野球選手とは?

週刊ベースボールONLINE

 2020年2月11日、数々の偉大な記録を打ち立てた名プレーヤーであり、球史に残る名監督だった野村克也氏が死去した。野村氏は京都府北部にある竹野郡網野町(現:京丹後市)の出身で、長く地元のスターとして愛された存在だった。では、同じように京都府北部出身のプロ野球選手には誰がいるのかご存じだろうか?

現役は阪神の糸井や中日の吉見が京都府北部出身



阪神・糸井嘉男

 京都府北部出身の現役選手は、まず阪神の糸井嘉男が挙げられる。糸井は京都府北部にある与謝郡与謝野町(旧:岩滝町)の出身。隣接する宮津市(天橋立が有名)にある府立高校から近畿大学に進み、2003年のドラフトで日本ハムに入団した。高校時代はヒザや肩を手術した影響で満足にプレーできたのはたった4カ月。しかし、その短い期間でもスカウトから高い評価を受けるなど、当時から規格外っぷりを発揮していた。

 中日の吉見一起は、京都府福知山市の出身。北部地域で最も南に位置し、明智光秀が初代城主だった福知山城が有名な場所だ。吉見はその後、大阪の吹田市立片山中学校に進学。そこから強豪の金光大阪高に進み、トヨタ自動車を経て2006年ドラフト希望枠で中日に入団した。これまでに最多勝のタイトルを2度獲得しているが、近年は低迷。今シーズンの巻き返しに期待したい。

 2019年にドラフト6位で西武に入団した森脇亮介も吉見と同じ福知山市の出身。父親が地元の高校の野球部で監督をしていたこともあり、小学1年から野球を始めたという。高校は京都市にある塔南高に進み、その後、日大を経て社会人のセガサミーに加入。そこでの実績が評価され、プロの道に進むことになった。プロ1年目は29試合に登板して2勝1敗。今シーズンはさらに出番が増えるだろう。

引退選手では誰が京都府北部出身だった?


 すでに現役を引退している選手では、中日や西武でプレーした岡本真也(現在は岡本真或)が京都府北部出身。野村氏と同じく京都府竹野郡網野町に生まれ、高校も同じ峰山高だった。高校卒業後に社会人野球に進み、いくつかのチームを転々とした後に中日に入団し、中継ぎとして活躍。2008年に移籍した西武でも中継ぎとして優勝に貢献するが、2009年に戦力外となる。その後は韓国のLGツインズ、楽天でプレーし、2011年に現役を引退した。

 2003年に自由獲得枠で阪神に入団した杉山直久は、京都府舞鶴市出身。地元の東舞鶴高から龍谷大に進み、日本代表に選ばれるほどの結果を残したことでプロ注目の存在となった。阪神ではエースナンバーである18が与えられたが、残念ながらプロでは結果を残すことができずに2011年に自由契約となった。

 舞鶴市出身の選手では、近鉄、オリックスでプレーした横山徹也が挙げられる。横山は地元の中学から強豪の福知山成美高に進学。その後、2003年にドラフト6巡目で近鉄に入団した。2004年の分配ドラフトで移ったオリックスでは一時期スタメンを任されるも、安定した成績が残せず自由契約となり、独立リーグを経て現役を引退。しかし、2015年にブルペン捕手として再び楽天に入団。ケガなどで捕手が不足し、6月に育成契約を結んだ。一度引退してから復帰するという珍しいケースだった。

 ソフトバンクやDeNAでプレーした神内靖は綾部市の出身だ。中学卒業後に宮崎県の強豪校・延岡学園高に進学。寺原隼人と並ぶ逸材として注目される選手にまで成長し、2002年ドラフト4巡目でダイエーに指名され入団した。主に先発と中継ぎで起用され、2012年にトレードでDeNAに移籍。残念ながら期待に応えられず2014年に自由契約となり、現役を引退した。

 日本のプロ野球に偉大な功績を残した野村克也氏と同じ、京都府北部出身の選手を紹介した。現役選手のうち、阪神の糸井は野村氏と同じ丹後地域(京都府北部の北側のこと)の出身。ぜひ同郷の大スターに負けないような活躍を期待したい。

文=中田ボンベ@dcp 写真=BBM

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