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King & Prince「シンデレラガール」から学ぶ、本当の恋の魔法。

UtaTen

King & Prince「シンデレラガール」から学ぶ、本当の恋の魔法。

足早に去ってしまう彼女への想い





『シンデレラガール』は、少し寂しい別れ際から始まる。

時刻はまだ午後11時間際だが、彼女を門限までに帰す必要があるため、もうサヨナラしなくてはならない主人公。

この日も1分1秒でも長く一緒に居たい、帰したくない、と心の奥で願うものの、引き留めることもできないまま、ただただもどかしい感情ばかりが溢れている様子だ。

しかし、その一方で彼女は、そんな一途に自分のことを想っている主人公の思いなど知らぬまま、次に会う予定さえもあやふやに一瞬にして賑やかな人波へと消えてしまうのであろう。

もしも恋の魔法が解けたなら





「恋の魔法」というものは、相手を眩しく、より美しく輝かせるフィルターのようなもので、何事にも代えがたい力がある。

主人公はきっと、そんな恋の魔法にかかった自分に「恋の魔法には期限がある」「時が経てば宝石もガラス玉さ」という言葉を投げかけているのだ。

それは、童話『シンデレラ』でお姫様としての姿が0時を回ると消えてしまうように、「彼女にかかる魔法のフィルターも時の流れと共にいつかは薄れて消えてしまうのではないか」という問いかけである。

けれど、それでも主人公はこのように考える。

「もし宝石がガラス玉になったとしても、ガラス玉は朝の光に当たることで、何よりも輝くことが出来る。

彼女への想いもまた同じで、例え一度この魔法が解けたとしても、彼女は再び別の魔法で輝いていく、そしてそんな彼女にボクは再び恋をしてしまうのだろう」と。

この歌詞からは、主人公がどれ程に彼女のことを想っているか、どれ程深く彼女を愛しているかが伝わってくる。

彼女はボクを照らすシンデレラガール





足早に自分の目の前から消えてしまう彼女はそう、シンデレラガール。

この先もいつだって「ボク」の目に映る彼女は輝いて見えるのだろう。

それは、魔法の力ではなく、彼女を想う主人公の一途な愛情と彼女の自然な笑顔が生み出す不思議な力なのだ。

そして、この先も「ボク」にとって「キミ」は太陽のように明るく照らしてくれる、お姫様なのである。

まさに、King & Princeの『シンデレラガール』こそ、恋のもどかしさに苦戦する「ボク」の弱さと、それでも彼女をこの先も守り続けると誓う「ボク」の強さの両方が描かれた、恋する人全員向けたの魔法の応援ソングといえるだろう。


TEXT もりしま

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