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やっぱり仲間だった!アナグマとコヨーテが仲良く排水溝を歩く姿を激写(アメリカ)

カラパイア

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image credit:Peninsula Open Space Trust (POST)/Facebook
動物界には弱肉強食の掟があるが、その掟にとらわれない関係性も確認されている。ありえない組み合わせの異種同士が同じ目的のために力を合わせたり、捕食対象であるはずの動物を母性という本能で包み込んでみたり、我々人間の想像を超える姿がそこにあるのだ。 かつて、コヨーテとアナグマが力を合わせて狩りをするという事例を紹介したが、どうやらその関係性は本物のようだ。 今回、アメリカ・カリフォルニア州でコヨーテとアナグマが道路下にある排水溝の中を仲良く歩く姿が撮影された。先に排水溝に現れたコヨーテは、アナグマに「こっちにおいで」と促すような態度を示し、アナグマが来るのを確認すると、仲良く中へと入っていったのだ。
Badger and coyote spotted traveling together in Bay Area first`

排水溝の入り口でアナグマを待つコヨーテ

2月4日、カリフォルニア州サンフランシスコのパロアルトに本部を置く非営利の土地信託『Peninsula Open Space Trust(POST)』が、アナグマとコヨーテのツーショット映像をFacebookでシェアした。 土地保全作業を的確に行う目的を持つPOSTは、地域の野生動物が南サンタクルーズ山脈をどのように移動するかをより良く理解するための調査の一環として、橋や排水溝などに50台のリモートセンサーカメラを設置した。 すると、その1台のカメラが、排水溝の入り口で、コヨーテの姿をとらえた。コヨーテは何かを待っているようだ。 待ちきれない様子で尻尾を振りながら入り口でジャンプする。 2
image credit:Peninsula Open Space Trust (POST)/Facebook
するとそこにアナグマが現れた! コヨーテはアナグマを待っていたのだ。アナグマの姿を確認したコヨーテはうれしそうに排水溝の中へと入っていく。 4
image credit:Peninsula Open Space Trust (POST)/Facebook
アナグマもお尻をひょこひょこ振りながら、コヨーテの後をついていく。2匹はここまでずっと一緒にいたようで、この先も一緒なのだろう。 5
image credit:Peninsula Open Space Trust (POST)/Facebook
 

コヨーテとアナグマのユニークな関係

コヨーテとアナグマが、行動を共にする姿は過去にも観察されている。専門家の間では「特に2匹の大好物であるジリスを狩る時は、ユニークなパートナーシップを示す」と言われている。 2匹はジリスを捕えるためにタッグを組み、協力して狩りをするのだ

もし、ジリスが地面の穴に隠れたら、コヨーテが出入り口の穴を見張り、その間アナグマは穴を掘り起こす。それに怯えたジリスが穴から出ようとするところをすかさずコヨーテは捕らえ、獲物を2匹で共有する。 協力することで餌にありつける機会も増える。互いに攻撃し合うよりも、一緒に餌にありつける方が得であることを知っているかのようだ。 この関係性が必然なのか偶然なのかは専門家によって意見が分かれるところだが、今回の映像は、コヨーテとアナグマは、私たちが知る以上に、強い絆を持っていることがうかがえるだろう。 設置された50台のカメラには、コヨーテとアナグマ以外にも、スカンクやアライグマの家族、道路の交差点で安全に道を渡ろうとする雄鹿やその他多くの野生動物の姿が捉えられていた。 こうした動物の映像記録は、野生動物が安全に通行できるエリアを特定し、維持および強化するために過去のロードキルの数値をもとに研究されるということだ。 References:openspacetrust.orgなど / written by Scarlet / edited by parumo

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