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ビートたけし「断交」通告で東スポ映画大賞が中止に

SmartFLASH

2016年の東スポ映画大賞では、「コマネチ」を披露

 

「1月になると、例年なら『東スポ映画大賞授賞式』の案内が届きます。でも、今年は来る気配がない。関係者に聞くと、『映画賞が中止になった』というじゃないですか」

 

 ある芸能関係者は、訝しげな顔でそう語った。

 

「東京スポーツ映画大賞」は、昨年までの28年間、ビートたけし(73)を審査委員長に迎えて、例年2月に開催されてきた。主催は、「東スポ」で知られる東京スポーツ新聞社だ。

 

 

 たけしが独断で受賞作を決めたり、“お騒がせ有名人” をエンターテインメント賞として表彰したりと、「殿」がやりたい放題の授賞式は毎年注目を集める。その一方、巨匠・北野武の名のもとに一流俳優も集う、異色な映画賞だ。

 

 じつは2020年、その中止が決定した。

 

「今年は、授賞式開催に向けた動きすらありません。本来なら前年の秋ごろから、日本各地で開かれる映画祭の主催者に作品を推薦してもらい、ノミネート作品を決定します。それすらも、おこなわれていません」(映画関係者)

 

 その理由について、前出の芸能関係者はこう話す。

 

「これまで映画賞の運営は、『オフィス北野(現・TAP)』にまかされていた。形の上では、東スポは名前を貸しているだけなんです。

 

 そのため、これまでたけしさんにはギャラという形でなく、“お車代” の100万円を本人に渡すというのが慣習でした。それに今回、たけしさんのパートナーの女性が、異論を唱えたんです」

 

 たけしは、2018年にオフィス北野を退所。当時、愛人関係にあったA子さんと、新事務所「T.Nゴン」を設立した。2019年6月に、たけしの離婚が明らかになり、いま2人は「等々力ベース」で同居している。

 

「今回、映画賞の事前打ち合わせに、A子さんが出てきたのです。彼女は『100万円がギャラなんですか? こんな安いギャラでは、たけしは出せません』と言って、さらなる高額を要求してきたんです」(同前)

 

 さらにこんな話もある。
「その後も東スポ側は、『映画賞の話をさせてほしい』と、たけしさん側に何度もお願いしました。ですが、テーブルにすらついてくれない。『ギャラが安い。丸1日拘束されて、こんな額なら、もうやらなくていい』とA子さんに言われるばかり。

 

 そんな態度に、東スポの太刀川(恒夫)会長も、さすがに激怒したようで、それ以来、映画賞の話はストップしています」(映画賞関係者)

 

 たけしと東スポとの関係は、「映画賞の審査委員長」だけではない。映画賞創設の前年、1991年から「東京スポーツ」の客員編集長も務め、話題のニュースについて「たけしの世相斬り」と題し、放談記事に登場してきた。

 

 だが、東スポ誌面にたけしが登場する記事は、2019年以後、ほとんど見られない。たけしが、28年来の同志である東スポに、「断交」を通告した形だ。

 

「東スポ映画大賞は、“たけしさんありき” のもの。たけしさん抜きでは、今後の開催は難しいでしょう」(前出・映画関係者)

 

 東スポに映画賞の中止について尋ねると、こう回答した。

 

「(映画賞は)この2月は開催いたしません。ただ、『中止』という認識はございません」

 

 だが、たけし側の高額なギャラ要求や、それに対して太刀川会長が激怒した事実については、「回答は控えさせていただきます」として否定しなかった。ただ、たけしの「客員編集長」の肩書は、「これまでどおりです」との回答に、関係修復を望む気持ちがみてとれた。

 

 一方、「T.Nゴン」側は本誌の取材に、「東スポ側と認識は同じです」と語るのみだった。東スポからの “ラブコール” に、再びたけしが応える日はくるのだろうか。

 

(週刊FLASH 2020年2月11日号)

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