「前回(第7話)は…」
「もつなべコンビ」の捜査一課刑事・渡辺鉄次(速水もこみち)と監物大二郎(鈴木浩介)が、いつもの居酒屋で飲んでいるところ、3人の女性が言い争いをしていた。
翌日、通販会社の女子更衣室で、やり手課長の立花理香(上野なつひ)が遺体となって発見された!
容疑者の中には、昨日居酒屋で見た3人の女性が含まれていた。犯行時刻に3人が居酒屋にいたことは「もつなべコンビ」が証言した。
だが、取調官・真壁有希子はこの3人を疑い出した。どこかに口裏を合わせている節がある。
そこで3人を個々に尋問し、兵法でいうところの「離間の計」に出ることにした。
すると…。
「第8話あらすじ」
警察官は訓練中に、拳銃の扱いについて徹底的に教育される。もしも奪われ民間人を負傷させるようなことがあれば、警視総監であっても責任は免れない。
黒澤明の名作映画「野良犬」は、刑事が何者とも知れぬ男に拳銃を奪われ、戦後の焼け跡マーケットを野良犬のように探し回っていたが、今回の事件も、夜間警備をしていた警察官・池田肇(清水優)が、喪服を着た2人組に襲われ、全弾装填済みの拳銃を奪われてしまう。
不幸中の幸いは、2人組の1人(鶴見辰吾)が現行犯逮捕されたことだ。
だが、氏名も年齢も不明。捕まっても一言も喋らない。
残念なことに、拳銃を持って逃走してしまったのはもう1人のほう。万が一、拳銃が使われることがあれば、警視庁の威信は地に落ちてしまうことに。
刑事部長の磐城和久(大倉孝二)も今回ばかりは緊急事案対応取調班(通称・キントリ)に全面協力してもらわなければ埒が明かない。
普段言わないお世辞を言いながら、真壁有希子(天海祐希)らキントリのメンバー・中田善次郎(大杉漣)、小石川春夫(小日向文世)、菱本進(でんでん)、そして管理官の梶山勝利(田中哲司)に応援を頼んだ。
キントリも仲間の不祥事には最大限の努力をする。しかも拳銃を奪われたことに関しては、当の本人である池田肇が一番悩んでいることも分かっている。
何がなんでも「ホシを丸裸にする!」と息巻いたのだが…。
捕まえた男の取り調べは難航し、どんな揺さぶりをかけても男は動じず、完全黙秘を続けていた。
逃げた共犯者の居場所を早急に突き止めなければ、いつ拳銃が使われるか分からない。
しかも、拳銃を何に使うのかさえ今のところ分からない。
キントリの中でもずば抜けて冷静な小石川春夫(小日向文世)ですら、尋問突破の突破口が見つからない。しだいにキントリ・メンバーも焦り始めていた。
そんな中、池田の証言をもとに、逃走中の共犯者のモンタージュが完成した。
が、その顔を見た有希子はハッと息をのむ。
いったい何があったのか。
その矢先、弁護士の滝沢史子(渡辺真起子)が脚を撃たれる事件が起きて…。
「第8話ゲスト」
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鶴見辰吾、渡辺真起子、清水優
第8話は、6月8日(木)よる9時より放送
なぜ犯人たちは喪服を着ていたのか!
第8話は、テレビ朝日系列で6月8日(木)よる9時より放送。
「緊急取調室」公式サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/kintori/