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健大高崎と大接戦演じた西武台(埼玉)!攻守のカギを握るキーマンたちに迫る!

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 秋の埼玉県大会で準優勝をおさめ、関東大会ではベスト8まで勝ち進んだ西武台。今春以降の大会ではライバル校から必ずマークされるであろう注目校。そんな西武台の注目選手たちを今回は中心に紹介していきたい。

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チームの守備の要、増田-伊澤バッテリー

伊澤走

 まずは注目すべきはバッテリー。旧チームの最後の試合、鴻巣との4回戦で9回にサヨナラホームランを許し、悔し涙を流したエース・増田優真。そして、増田をクレバーに引っ張る捕手・伊澤 走の2人だ。

 増田の球速は最速で125キロ。持ち球にはカーブとチェンジアップと技巧派に属する投手だ。それでも関東大会ベスト8までチームを牽引した。この結果について増田は、「大崩れしなかったのが収穫です」と秋を振り返った。

 「1試合で四死球をあまり出さなかったので大崩れすることなく済みましたが、関東大会の健大高崎戦、9回に先頭に四球で歩かせるなど失点した5イニング中4イニングは先頭への四球でした。そこでしっかり高い集中力をもって投げ込めるようにならないといけないと思います」

 しかし、ボールを受けていた伊澤は「春や夏の時に比べると、コントロールミスが減りましたし、何より右打者のインコースに使えるようになったおかげで打ち取りやすくなりました」と、クロスファイヤーをはじめとする、制球力向上が現在の投球の生命線となっていることを分析した。

 この制球力に関して増田は、「福喜多(繁尊)コーチに1球ごとへの考えや意図を聞かれるようになって、今まで以上に1球を大事にして投げるようになりました。何よりバッティングのチームになると言いながらも、『投手の軸がいないと試合にならない』と言われてから、安定感を求めて練習してきました」と夏から求めてきた姿だったことを語った。

 そして増田を始め、投手陣を牽引した伊澤は、「強豪校と試合をして力がない自分たちでも戦えることが分かった秋でした」と関東8強の結果を振り返る。そんな伊澤はクレバーな捕手という印象だが、そこにも福喜多コーチの存在があることを明かす。

 「福喜多コーチはキャッチャー出身の方で同じポジションだったので、練習試合で一番怒られました。大会前の試合でも途中交代をしてしまうこともありましたが、おかげで練習試合と公式戦での考え方の違いも理解できて、大会で良いリードができました。口酸っぱく指導してくださったからこそ、ベスト8に行けたと思います」

 増田は伊澤のリードについて「強気なリードです。インコースをどんどん使ってくれて、僕としては投げやすかったです。また伊澤が良く怒られていたのを見たからこそ、自信を大丈夫だろうと自信をもって投げ込むことが出来ました」と語る。

 バッティングのためにも「高校生には限界がありますが、ある程度ざっくりとした配球だけは伝えている」という福喜多コーチ。その福喜多コーチから最も指導をされた伊澤と、増田の強力バッテリーが春先にはどのような姿になっているのか。成長した姿に注目だ。

チームを牽引する5人の選手たち

主将・小松大空

 そして西武台はバッテリーだけではない。まずは「打ち勝つ」チームと生まれ変わった西武台の打線を4番として牽引する松木光。ここまで高校通算9本塁打をマークする長距離砲。松木本人も「長打力がウリです」と自負するバッティング。

 7番に座る横江諒は、「満塁などの場面ではランナーを一掃するバッティングをしてくれる」と話せば、「思い切りのいいスイングを見せてくれています。これからもバッティングでチームを支えて欲しい」と小松大空主将は語り、チームメイトからのバッティングの期待値はかなり高い。

 その松木とともにクリーンナップを形成するのは1年生の深田翔太、そして2年生の山田隼の2人だ。まずは1年生・深田について4番の松木は「1年生だけど思い切りが良い。2年生にも負けないバッティングだと思います」と高い評価をしている。

 すると主将の小松も「2年生に交じって1年生が結果を残すのは簡単じゃない。それをできるのは凄いことですし、活躍するために練習量もかなり凄いので、そういった努力もウリの1つだと思います」とプレーだけではないことを語った。

 そしてもう1人のクリーンナップ、5番・山田は福喜多コーチも「バッティングを知っている選手の話し方をしている。しっかりと理論がある」と太鼓判を押す選手の1人。4番の松木は「他の選手とはバッティングへの考え方が違い、独特なフォームですが、ホームランも打てる」と一目置く。

 また横江と小松主将は「外野の間を抜いていくような中距離も打てますし、長打も打つことが出来る、柔軟性を持った選手だと思います」と口をそろえて山田について説明する。

 そんな横江、山田主将は二遊間を組む2年生コンビ。まずは横江についてはコンビを組む小松主将は「次第にプレーに落ち着きが出てきましたし、思い切りも出てきた。練習も最後までやっている、努力家な選手です」と成長を感じている。そして横江は秋を通じて守備に自信を深めることが出来た。
 「地区大会から関東大会を通じて守備でのエラーは0でした。そういったところで、守備に自信を持つことが出来ています」

 最後に主将の小松。コンビを組む横江からは「兄貴分的な存在」と言われているが、松木や深田、そして山田選手たちからは主将として信頼を寄せられていた。
 「オンとオフの時ははっきりしているが、プレーではしっかり指示を出す。頼りになる主将です」

 小松は「どの部分においてもまだまだですが、チーム全員で支え合って秋まで来ました。ただ最後はミスをしてチームに迷惑をかけてしまいましたので、まずは守備をもっと磨いて春と夏は結果を残していきたいと思います」と春以降の意気込みを伺った。

 西武台の春以降の飛躍は彼ら7人がカギを握ることとなりそうだ。

(文・編集部)

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