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おしっこが赤い…医師が解説する「心配される病気・疾患」

女性自身

おしっこが赤い…医師が解説する「心配される病気・疾患」

「そもそも『おしっこ』とは、血液を腎臓でろ過して、体内でいらなくなったものを水分と一緒に出す仕組み。正常であれば、無菌です。ただ直前に食べたものの影響を受けやすく、たとえばにんじんは色がオレンジ色になりますし、にんにくは臭いがにんにく臭くなります。ただ、いつもと違う色や臭いに、病気のサインが潜んでいることも見逃せません」

 

こう話すのは、泌尿器科医の桑満おさむ先生(五本木クリニック院長)。おしっこをした後、いちばん見極めやすいのが色の変化だ。ビタミン剤や野菜ジュースを飲んだり、にんじんなどを食べたあとは、色が変わっても気にすることはない。

 

しかし、そうしたものを食べた記憶がないのに、赤ワインのように赤い色になったら、要注意だ。

 

「食べ物などで起きる変化と一目で違うとわかるのが、おしっこが赤ワインやいちごジャムのように赤いとき。女性だと、おしっこを拭いたトイレットペーパーに赤い色がつくのでわかりやすいです」

 

これはおしっこに血液が混じっている血尿と呼ばれる症状。血が混じる原因となる病気はさまざまだが、伴う症状に違いがある。

 

【尿路結石(尿管・膀胱)】

 

「尿路結石は、腎臓から膀胱までの尿の通り道(尿路)に結石が生じる病気。症状は、わき腹から背中にかけての激しい痛みと血尿です。そのほかにも下部尿路結石では頻尿や残尿などの膀胱を刺激する症状が多く見られます」(桑満先生・以下同)

 

【腎がん・尿管腫瘍】

 

「腎盂、尿管にできるがんを腎盂・尿管がんといいます。症状として、最も多いのは、目で見てわかる血尿です。尿の通り道がふさがることにより、腎臓に尿がたまってしまい、腰や背中、わき腹に痛みが起きることもあります」

 

【膀胱がん】

 

「膀胱の内部にできた腫瘍(ほとんどがポリープ様)は90%以上が悪性のもの、つまり膀胱がんです。最も多い症状は血尿です。膀胱がんの場合、毎回赤い尿が出るわけではありません。出なくなっても治ったわけではないので、止まったとしても注意が必要」

 

【膀胱炎】

 

「肛門や膣などの細菌やウイルスが尿道を逆行し、膀胱の中で繁殖することが原因。尿道が短いことや、細菌が豊富に存在する膣や肛門などと尿道が近いことから、男性よりも女性に多く見られます。冷え、病気などで体の抵抗力が落ちると起こりやすくなります」

 

腎がん、膀胱がんは、どちらも発症しても自覚症状が少ないのが特徴。「そのなかで、血尿は病気発見の有力な手がかりになります」と桑満先生。おしっこは健康のバロメーター。ぜひチェックを怠らずに!

 

「女性自身」2020年1月28日号 掲載

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