第7話
見た目が地味なリケジョの3人組、城之内純(桐谷美玲)、前田満子(水川あさみ)、佐藤聖良(ブルゾンちえみ)は、会社が合併したため、美意識高い社員がひしめくクレエラ社に出向することに。
人気美容室「ルーチェ」の美容師・榊圭一(成田凌)が入院中にお見舞いに来てくれたお礼にと、純はドーナツを持って榊の元を訪れる。
特に何も気の利いた会話もできずにそのまま出社した純を、満子は不満そうに迎える。
会社にもドーナツを差し入れた純。いつもなら一番に食べたがる聖良がダイエットをしているからと食べないと宣言し、純と満子を驚かせるのだった。
研究員仲間の丸尾拓馬(町田啓太)に恋した聖良は、なんとか見た目の改革に乗りだす。
憧れの人が、好きな人とデートへ!?
純が憧れる、ステキ女子こと庶務課の香澄(足立梨花)たちが、海外アーティスト、ジャミロクワイの来日公演チケットを榊に知り合いの伝(つて)で手に入れてもらった、と立ち話しているのを小耳にはさみショックを受ける。
若返りの秘訣は?
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一方満子は、高校の同窓会で当時好きだったサッカー部のキャプテン・守口と再会するとあって、
若返るべく「リフトアップ」のビューティー研究に乗り出す。
いろんな器具を使ったり、顔ヨガなどに取り組むがいまいちの効果…。
すると、クレエラジャパン丸の内研究センター長・國木田修(鈴木浩介)が現れ、「リフトアップに一番効果的なのは…」と言いかけるが、統括マネージャー・松浦栄子(室井滋)が通りかかったことで、その秘訣を言わずに去って行く。
満子は、なかなか効果の出ない自分に甘んじて「きれいだねと言われるより、家事育児ちゃんとやってるね、と言われる方がいい」と開き直る。
憧れのあの人とついに対面
満子が同窓会へ向かうと、見覚えのない男性が声をかけてくる。
その男性は、太って若い頃の面影がすっかりなくなった憧れの守口だった。
そして守口からすっかりお前も変わったな、と言われるが、「でも今の方がいい」と褒められ満子は幸せな気持ちになるのだった。
自分より榊の幸せを願って
純が帰宅しようとすると、榊の美容室から大きな物音が聞こえてくる。
榊がカラー剤を誤って倒してしまったのだった。
今日は香澄とのコンサートがある日と知っていた純は、榊になんとか急いで掃除をしてコンサートに間に合おう、と提案する。
純は、自分の知識を活かし、研究所から持ってきた薬剤で、カラー剤を掃除することに。
そんな一生懸命の純の姿を見て、榊は微笑むのだった。