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絶望が希望へ変わる瞬間。森林火災で行方不明となった犬の救出・再会物語(オーストラリア)

カラパイア

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image credit:NSW RFS/Twitter

 昨年9月から猛威を振るっているオーストラリアの森林火災は、今年に入ってからも終わりが見えない。ニューサウスウェールズ州では、熱波による火災が再び発生。新年早々、夜を徹して消火活動が行われた。

 ニューサウスウェールズ州だけで8000頭近くのコアラが命を奪われ、動物の犠牲は5億匹にのぼるという。

 だが中には、助かった命もある。同州ターメイル付近で、荒れ狂う山火事の中さまよっていた1匹の犬が、消防士によって救助・保護された。その翌日、犬は離れ離れになっていた飼い主と無事再会することができたという。

激しい山林火災で自宅から逃げ出した犬が救助・保護される


 ニューサウスウェールズ州南東部のターメイルで、消防士らが荒れ狂う山火事に必死の消火活動を行っていた12月4日、1匹のダックスフントがさまよっているのを発見した。

 消防士はすぐに犬を救助し、バーリル湖の本拠地に連れ戻し、翌5日に飼い主の追跡にあたった。


 そして、ついに、犬は無事飼い主と再会することができたのである。


数時間後には兄弟犬も発見


 ウィルバーというダックスフントは、飼い主ポールさんに無事引き渡されたが、この時ポールさんは自宅から逃げてしまったもう1匹のビーグル犬オリーを探していることを消防士に伝えた。


 その後、消防士らはオリーを捜索。数時間後、オリーはポールさんの自宅があるターメイルから16kmも離れた場所で発見された。

 幸いなことに、オリーもウィルバー同様に怪我をしている様子はなく、元気な姿で飼い主との再会が叶った。

 ニューサウスウェールズ州では、11月に自力で避難できなかったコアラが住民によって救助・保護されたが、ひどいやけどを負っており回復の見込みがなく、残念ながら安楽死となったことがニュースでも報じられた。


 激しい山火事が広がる地域では、ウィルバーやオリーのように一旦行方不明になってしまった犬たちが飼い主と再会できることは、まさに奇跡と呼べるだろう。

 終わらない火災に、オーストラリアの消防士たちは夜を徹して消火活動を行っており、アメリカやカナダのベテラン消防隊員たちも支援に駆けつけているという。

References:latestly.comなど / written by Scarlet / edited by parumo

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