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巨大な球となって転がって人を襲う怖い植物、タンブルウィードの襲来で下敷きになる車が続出した件(アメリカ)

カラパイア

1_e2 植物本体は、通常ならば地に根を張っているから動かない。だが種子や枯草ならば移動できる。移動した先で種子をまき散らすことで、種の分布を広げ、生存率を上げることができる。 枯草は時に巨大な球となり人を襲うこともある。それがタンブルウィード(回転草)である。風に乗って地面をコロコロ転がるタンブルウィードはアメリカではおなじみの光景だが、時としてそれが大量に発生しちゃうもんだから人類にとっては脅威となる。 年の瀬も押し迫った大晦日、アメリカ、ワシントン州にある高速道路に、タンブルウィードが大量に押し寄せた。 道路は枯草で埋め尽くされ、通行中の車が下敷きになってしまったようだ。
Tumbleweed invasion traps vehicles near Richland, Washington

高速道路を飲み込んだ大量のダンブルウィード

昨年12月31日、ワシントン州ウエストリッチランドを通る高速道路、240号線を埋め尽くしたのは大量のダンブルウィードだ。道路には、高さ4.57mもの枯草がつもり、乗用車がその下敷きとなってしまった。 その日の夕方、同州ハイウェイパトロールセンターは、240号線の両方向の道路を閉鎖したと発表した。 パトロールセンターや警察部隊は除雪車などを使い、ダンブルウィードの除去作業にあたった。 0_e2

ダンブルウィードの襲来により車で年を越す人も

今回のダンブルウィードの襲来により下敷きとなったのは、確認されているだけで6台の乗用車に1台のセミトラック。 他にも車から出られなくなった人が続出したそうだが、幸いにも怪我人は出なかったという。 結果的に道路が開通したのは1月1日の午前4時30分(現地時間)頃で、ダンブルウィードに行く手を阻まれたドライバーの多くは、車内で年を越すことになったようだ。 やはり地球上で本当に怖いのは植物なのかもしれない。オーバーキルな毒は持ってるし、時にこうやって移動して道路を封鎖することだってできる。 植物は地球の生態系に絶対的な影響力を持っている一番の権力者だ。植物がちょっと減るだけで、動物たちは右往左往の状態になるのだ。2020年もそれ以降も、植物を大切にしよう、そうしよう。

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