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犬が紡ぐ縁。犬好きだった亡き友人の命日に、以前世話した犬と偶然再会(アメリカ)

カラパイア

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image credit:Kate Howard/Twitter

 「縁」というものは、人と人との巡り合わせの大切さを適切に表現した言葉だが、これは人間同士に限らず、人間と犬との間にも存在しているようだ。

 アメリカのケンタッキー州に住む女性は、今年10月に特別な巡り合わせを経験した。去年の11月に里親として預かっていた犬に偶然再会したのだ。

 しかも、その日は亡き同僚を偲ぶ命日で、同僚もまた女性同様、大の犬好きだったという。普段仕事に出ていれば会うことがなかったかもしれないこの出来事は、全ての偶然が重なった特別なものとなった。

亡き友人を偲んでいた日に、大好きだった犬に再会


 ケンタッキー州ルイビルに暮らすケイト・ホワードさんは、地元のニュース編集者兼ジャーナリストで、毎日多忙な日々を過ごしているが、10月14日は職場に出向いていなかった。

 この日、ケイトさんは若くしてがんで他界した同僚を偲ぶ会に出席しており、帰宅後は自宅玄関先で暖かな日差しを浴びながら亡き友人との思い出に浸り、リラックスしていた。

 その時、1匹の犬を連れた女性が庭先に現れ、犬はケイトさんを見て庭の中まで入って来た。

 その白と茶のピット・ブルを見たケイトさんは、とても可愛い犬だとすぐに思った。そして飼い主が、「ウィニー、こっちにおいで!」と犬を呼んだ時、ケイトさんは驚いた。というのも、去年世話していた大好きな犬の名前と同じだったからだ。


施設から預かった犬をウィニーと名付け、里親に


 去年11月の感謝祭の頃、ケイトさんは初の仮里親経験として、動物保護施設から1匹の犬を預かった。

 仮里親とは施設から一時的に動物を預かり、飼い主が見つかるまで、あるいは一定期間一緒に暮らし、人間の愛情に触れさせることで、人間と友好な関係を築けるようにする制度だ。もし飼い主が見つからなければ、そのまま家族として迎え入れることもできる。


 ケイトさんまだ幼かった子犬をウィニーと名付け、とても可愛がった。しかし、間もなくしてウィニーに新たな飼い主が決まり、ケイトさんの仮里親期間はすぐ終了した。

 ウィニーを施設に返した後、ケイトさんはウィニーが新たな飼い主のもとで幸せになってくれるかどうかが心配で3日ほど泣き続け、こんなに辛い別れを経験するのならもう仮里親を行うべきではないとまで思ったほどだった。

 一瞬でそんな去年の出来事が蘇ったケイトさんは、飼い主の女性に「もしかして、この子はあなたが引き取った時からウィニーという名前でしたか?」と尋ねると、「そうよ。犬が混乱するといけないから引き取った時のままの名前で呼んでるの」という返事があった。

 更に、女性がウィニーを引き取ったのも去年の11月であることを知り、ケイトさんが世話をしていたウィニーと時期が合致。間違いないと確信したケイトさんは、思わず犬に駆け寄り、

私、この子の里親だったんですーーー!

と叫んだ。


偶然が重なった特別な日の出来事をツイッターでシェア


 ケイトさんによると、仮里親として預かった犬が新しい家に引き取られていっても、再び保護施設へと戻ってくるケースも決して少なくないそうだ。

 ウィニーを引き取ってくれる人が良い人であることを願っていたのはもちろんだが、万が一ウィニーが再び施設へと戻ってきた時には自分が引き取りたいという旨を、ケイトさんは施設側に知らせてあった。

 しかしどうやらウィニーは、とても良い飼い主に出会ったようだ。

 ウィニーの飼い主は、当時愛犬を亡くして悲しんでいたが、偶然保護施設のサイトを見て、可愛いウィニーに惹かれ、引き取りたいと思い施設に連絡したということだ。

 数か月前に、今の家に越してきたケイトさんは、当時ウィニーが誰に、そしてどこに貰われたのを知らなかったが、なんとウィニーはケイトさんのすぐ近くに住んでいたことがわかった。

 ケイトさんは、この日の出来事を自身のツイッターアカウントでこのようにシェア。


偶然にも、犬が大好きだった元同僚を偲ぶ会に出ていたおかげで、ウィニーに再会できたのです。普段なら私はその時間、仕事に出ていたはずですから。

ウィニーは、成長してとてもいい犬になっていました。ウィニーとの偶然の再会は、とても特別なものになりました。

 ウィニーの飼い主は、再会を喜ぶケイトさんに、今後はウィニーを連れて会いに来ることを約束してくれたという。


 なお、ケイトさんはフォクシーという犬を飼っているが、ウィニーに再会できたことで、家を必要としている犬たちのために、再び里親にチャレンジしてみようと思える気持ちが湧いたことをツイッターに綴っている。

References:Western Journalなど / written by Scarlet / edited by parumo

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