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涙が止まらない…予測不能な母の熱い終活を描く、衝撃のラストも必見「湯を沸かすほどの熱い愛」

music.jp|テレビ・映画

涙が止まらない…予測不能な母の熱い終活を描く、衝撃のラストも必見「湯を沸かすほどの熱い愛」(C)music.jp|テレビ・映画 宮沢りえの演技が絶賛された、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」。余命宣告された主人公が《死ぬまでにやること》を決め、娘のためにできること、家族のためにやっておくことを、気丈にこなしていきます。その終活は、死ぬまでにしておきたいレベルをはるかに超え、しておくべきマストなこととして取り組みます。生きることは凄まじくて美しい、と感じると同時に、人は大切なものを失うことで、とてつもなく大きなものを得る、と教えてくれる作品です。

主人公の幸野双葉を演じるのは宮沢りえ。双葉の娘・幸野安澄を演じた杉咲花の演技も素晴らしく、この2人が作り出す母娘関係なくして本作の魅力は語れません! とくに安澄の“堪え泣き”には、何度泣かされたことか…。他にオダギリジョー、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎らが出演し、ほのぼの感や日常感が盛り込まれます。

お母ちゃんを襲う突然の余命宣告

幸野双葉(宮沢りえ)は、1年前に夫の幸野一浩(オダギリジョー)が蒸発して以来、経営する銭湯「幸の湯」を休業しています。高校生の娘・幸野安澄(杉咲花)は学校でイジメにあっているようで、双葉はそんな安澄が心配でなりません。ある日、パート中に倒れた双葉が病院で検査を受けると、すでに末期ガンに冒され、自分に残された時間が2ヶ月ほどだと知り…。

ひとり泣き明かした双葉は、ある決意をします。まずは行方のわからない夫を探し出し銭湯を再開すること、つぎにイジメから逃げている安澄に立ち向かう勇気を与えること、そして……。

パズルのように、パチっとはまっていく緻密な脚本

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脚本・監督は商業作品がこれがデビューとなる中野量太監督。前のシーンで出てきた小道具が、次のシーンで効果的に使われたり、何気ないセリフがそのあとに小気味良いオチとなる演出がいくつもあって、それらに気づいた観客は、ちょっとした快感を得ながらストーリーに引き込まれていきます。後半に至っては、前半のあの事もこの事もみんな布石だったの!? という驚きが展開され、登場人物たちの複雑な事情が明かされます。

このまま死ぬわけにはいかない、母の熱い想い

明るく頑張り屋の双葉を襲った、突然の余命宣告。双葉は手術や放射線治療を拒み、自分が死んだ後も、家族がしっかり生きていけるようにするために、残された時間のすべてを費やします。気弱な性格の安澄に対して、時に厳しい態度で接する双葉。まさしく虎が自分の子を崖から突き落とすような行動も…。時間がないとはいえ、まだ16歳の安澄に受け止めることが難しいキツい現実を突きつけます。

心を鬼にする双葉に、震える声で「お母ちゃん、なに言ってるの?」と、堪え泣きする安澄に、涙腺決壊。嘘だと言って欲しい、ひどいよお母ちゃん、なんで今…、そういった安澄の思いがグワ〜んと込み上げてきて、胸が締め付けられます。でも双葉のスゴイところは、そんな安澄を温かく包み込む、とてつもなく大きな愛を持っていること! その大きな愛は、双葉と関わった人々も包んでしまう、熱い熱い愛なのです!

想像もつかない驚きのラスト!

家族の秘密が明かされると共に、死が迫りつつある双葉も、今まで自分が逃げてきたある秘密について立ち向うことにします。十分過ぎるほど、驚かされ、感動するのですが、ラストでは観客を巻き込んでの「双葉イズム」が奔出!! 双葉を見送る身内の顔は、不思議と悲しい感じがなく、むしろ晴れやかな印象を受けます。双葉亡き後も、それぞれが満たされた生活を送っていける、そんな雰囲気が漂うなか、観客は双葉や登場人物たちと一緒にトンデモナイ秘密を共有することに…!!

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